アブレーション周術期の抗凝固管理とは|血栓・塞栓を防ぐ考え方

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アブレーション周術期の抗凝固管理とは、カテーテルアブレーションの前・中・後に、血栓ができて脳梗塞などの塞栓症を起こさないように抗凝固薬でコントロールする一連の管理です。とくに左房内でカテーテルを操作する心房細動アブレーションでは、安全の根幹になります。

なぜ必要か

心房細動そのものが血栓塞栓症のリスクを持つうえ、カテーテル・シースや焼灼した心内膜面は血栓ができやすい場所です。周術期を通じた抗凝固が、塞栓症の予防に不可欠です。

術前

経口抗凝固薬(DOACやワルファリン)を継続または調整し、必要に応じて左房内血栓の有無を経食道エコー(TEE)や造影CTで確認します。血栓があれば手技は延期されます。

術中

ヘパリンを投与し、ACT(活性化凝固時間)を目標範囲に保ちながら通電します。シース内のフラッシュや脱気を徹底し、空気・血栓による塞栓を防ぎます。

術後

抗凝固を一定期間継続します。長期の継続は、CHADS₂・CHA₂DS₂-VAScなどの塞栓リスク評価をふまえて判断されます。具体的な薬剤・期間・目標値は、最新のガイドラインと施設プロトコルに従います(本記事では数値の断定を避けます)。

参考・出典

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