コンタクトフォース(CF)カテーテルとは|接触圧の可視化でアブレーションの質を上げる

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コンタクトフォース(CF:Contact Force)カテーテルとは、カテーテル先端が心筋にどれくらいの強さで押し当たっているか(接触圧)をグラム単位でリアルタイム表示できる高周波(RF)アブレーションカテーテルです。焼灼の「当たり具合」を数値で見えるようにすることで、高周波アブレーションの確実性と安全性を高めます。

なぜ接触圧が重要か

高周波は先端を組織に接触させ、その熱で焼灼します。接触が弱いと十分に焼けず(再発の原因)、強すぎると心穿孔やスチームポップ(組織内の急な沸騰)のリスクが上がります。かつては接触の強さを直接測れず、手ごたえや心内電位・インピーダンスなど間接的な指標に頼っていました。CFカテーテルはこの「見えなかった力」を可視化します。
弱い 適切 強すぎ 焼き残し・再発 均一な病変 穿孔・スチームポップ 接触圧(グラム)を可視化して”適切”を狙う g
接触圧の可視化:弱すぎると焼き残し、強すぎると合併症、適切な範囲を狙う

病変の質を数値化する指標

接触圧だけでなく、接触圧・出力・通電時間を統合した指標(Ablation Index、LSI/FTIなど)を用いて、1点ごとの焼灼が「過不足ないか」を推定します。適切な範囲を狙うことで、焼き残しによるギャップや、焼きすぎによる合併症を避けやすくなります。

各社のデバイス

  • アボット:TactiCath(SE/Quartz)コンタクトフォース・アブレーションカテーテル(指標:LSI)。
  • ジョンソン・エンド・ジョンソン(Biosense Webster):ThermoCool SmartTouch/SmartTouch SF(CARTOのAblation Indexと連携)。

臨床的な位置づけ

接触圧の可視化と統合指標の活用は、現在のRFアブレーションで広く標準的に用いられています。適切なCFを保つことは、病変の均一性やライン形成の確実性につながると考えられています(具体的な数値目標は施設・製品で異なるため原典で確認)。

参考・出典

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