ロータブレーターとは|石灰化を削るしくみ・適応・OAとの違いを解説

ロータブレーター 石灰化 PCI
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ロータブレーター(Rotablator)は、硬い石灰化した冠動脈をダイヤモンドの粒がついたバー(burr)で削る(アテレクトミー)治療デバイスです。石灰化が強い病変ではバルーンが十分に広がらず、ステントもうまく拡張できません。そこでステントを入れる前にプラークを削って整える(plaque modification)のが目的です。

どんなときに使う?

バルーンでは拡張できない高度石灰化病変が主な適応です。石灰化の程度や偏りはIVUSOCTで評価してから使うことが多く、CTO(慢性完全閉塞)などの難しい病変でも登場します。

RA(ロータブレーター)とOA(ダイヤモンドバック)の違い

RAは回転数 (14万回転-22万回転など)を自由に設定して、血管径や石灰化の偏在にあわせて burrサイズを1.25、1.5、1.75、2mmと変更して石灰化を進行方向に切除する。 OAはcrownが1.25mmのみであるが、回転数を8万(low)や12(high)万回転とspeedを2段階に 変えて円周性に軌道を描いて石灰化を切除する。 いずれもballoon拡張やstent留置前にplaqueをmodifyすることを目的としている。

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参考


参考・出典

・日本循環器学会ほか「安定冠動脈疾患の血行再建ガイドライン(2018年改訂版)|アテレクトミーカテーテル(73頁)」(石灰化病変へのアテレクトミー)
回転数・バーサイズは標準的な目安で、施設・製品により異なります。
・メーカー公式:ボストン・サイエンティフィック「Rotablator™/ROTAPRO™ アテレクトミーシステム」(医療従事者向け)

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