CTO(慢性完全閉塞)とは|難しい理由・順行性/逆行性アプローチを解説

CTO PCI
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CTO(Chronic Total Occlusion:慢性完全閉塞)は、冠動脈が3か月以上、完全に詰まった状態です。PCIの中でも特に難易度が高く、専用のデバイスと技術が必要になります。
CTOへの順行性・逆行性アプローチ

なぜ難しい?

・閉塞が硬く石灰化していることが多い
・入口や走行が造影で見えにくい
・長く詰まっているため側副血行路(バイパスの流れ)が発達している
こうした理由で、通常のPCIよりワイヤーを通すのが難しくなります。

2つのアプローチ

順行性(antegrade):閉塞の手前からワイヤーを通す基本の方法。
逆行性(retrograde):側副血行路を通って、出口側から攻める方法。順行性が難しいときに用います。
いずれも強いバックアップのガイディングカテーテルや、専用ガイドワイヤー・貫通カテーテルなどを使います。

位置づけ

成功率は術者の経験・デバイスに左右される高難度領域です。開通できれば狭心症症状や心機能の改善が期待できます。

参考・出典

・日本循環器学会「安定冠動脈疾患の血行再建ガイドライン(2018年改訂版)|慢性完全閉塞病変(CTO)(80頁)
数値・適応は標準的な目安で、施設・病態により判断は異なります。

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