POBA(バルーン拡張術)とは|しくみ・限界(リコイル/解離/再狭窄)を解説

POBA PCI
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POBA(Plain Old Balloon Angioplasty)は、バルーンだけで冠動脈を広げる最も基本的なPCIです。ステントが登場する前の原法で、今も前拡張などで使われます。
POBAの3つの限界:リコイル・解離・再狭窄

しくみ

狭くなった部分でバルーンをふくらませ、プラークを圧排して内腔を広げます。

3つの限界

バルーンのみだと次の問題が起きやすいです。
リコイル:広げても血管が縮んで戻る
解離:内膜が裂けて急性閉塞のリスク
再狭窄:時間とともにまた狭くなる
これらを補うためにステントDCBが生まれました。

現在の位置づけ

今はステント留置の前拡張や、DCBを使う前の病変づくりとして重要な役割を担います。

参考・出典

・日本循環器学会「安定冠動脈疾患の血行再建ガイドライン(2018年改訂版)|PCIの手技(71頁)
数値・適応は標準的な目安で、施設・病態により判断は異なります。

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