患者管理の要点

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最頻出はパルスオキシメータ。「高体温・アシドーシスでは低く出る」「CO-Hb・色素・循環不全で狂う」を押さえ、あとはSOFAの6項目です。 → 患者管理の過去問と解説

① パルスオキシメータ・機器の基本(最頻出)

項目正しい内容◯✕
光源赤色光と赤外光「紫外光」は✕
表示酸素ヘモグロビンの割合(%)「酸素Hbと脱酸素Hbの比」は✕
使用前の校正不要「既知の値と比較して調整」は✕
プローブ滅菌は不要✕
使うときの確認脈波が検出されていること(容積脈波法)◯(第33回の正解)

② 測定値がズレる条件——酸素解離曲線とセットで

条件測定値
高体温同じ酸素分圧でも低くなる
アシドーシス同じ酸素分圧でも低くなる(「高くなる」は✕)
CO-Hb(一酸化炭素ヘモグロビン)影響する(「影響しない」は✕)
検査用色素(インジゴブルー・インジゴカルミン)影響する
末梢循環不全(拍動の検知不良)誤差が出る・信頼度が低下
前半2つは酸素解離曲線の右方移動の話。体温が上がる・酸性に傾く=体が酸素を手放したい状態なので、同じ分圧なら飽和度は下がります。後半3つは光で測る機械のノイズ——変な色素・偽物のHb・拍動が取れない、はぜんぶ誤差のもと。

③ SOFAスコアは「臓器6つ」

含まれる6機能算出に使う値の例
脳・循環・呼吸—
肝臓血清ビリルビン値
腎臓血清クレアチニン値
血液凝固能血小板数
運動機能は含まれない(第32回の正解)。脈拍数・白血球数も使わない(第33回)。「臓器の働きを1つずつ点数化する」スコアなので、使う値も臓器に1対1で結びつけて覚えます。

④ バイタルサインは「心拍数・体温・血圧」

過去問の正解は心拍数・体温・血圧の組合せ(第28回)。体重・瞳孔径はバイタルサインではありません。「いま生きているかを刻々と示すもの」だけがバイタルです。

⑤ 血漿交換療法の適応

疾患適応か
劇症肝炎◯
全身性エリテマトーデス(SLE)◯
家族性高コレステロール血症◯
ギラン・バレー症候群◯
逆流性食道炎✕(第28回の正解)
血漿交換は「血漿の中の悪いもの(自己抗体・毒素・コレステロール)を入れ替える」治療。胃酸の逆流のような血漿と関係ない病気には効きません。

⑥ ARDSの診断に必要な3点セット

PaO₂・吸入酸素分画(FIO₂)・胸部X線画像(第30回の正解)。

PaO₂とFIO₂でP/F比を計算し、X線で肺の浸潤影を確認する——という組み立て。PaCO₂と中心静脈圧は不要です。

→ 過去問で確認する

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