CKD-MBD

CKDについて

CKD-MBD

 

 

 

腎移植患者における CKD-MBD

 

I.移植前
&) 移植後の骨・ミネラル代謝を良好に保つためにも,移植前から十分な骨・ミネラル管理を行ってお くことを推奨する(1C).
&) 移植前評価の段階で 1 回は血清 P 濃度,血清補正 Ca 濃度,血清 PTH 濃度を測定することが望ま しい(2C).
&) 生体腎移植の前にインターベンションが必要な副甲状腺腫大を認めた場合,移植に先立って副甲状 腺インターベンションを行うことが望ましい(2C).
II.移植直後
&) 移植後急性期(特に 1∼2 か月)においては,値が安定するまで血清 P 濃度,血清補正 Ca 濃度を週 1 回以上測定することを推奨する*1(1C).
&) 血清 PTH 濃度は退院までに 1 回以上測定することは妥当である(グレードなし).
&) 移植後 1 年以内に起こる骨塩量減少に対しては,移植前,移植後に Dual-energy X-ray Absorp-
tion(DXA)による定期的(6 か月∼1 年ごと)なモニタリングをすることが望ましい(2D).
III.移植後慢性期
&) 移植後慢性期(1 年以上経過後)においては,保存期 CKD と同様に,該当する CKD ステージに応 じた P,Ca,PTH の測定・管理を行っていくことは妥当である(グレードなし).
&) 移植後 1 年を経過しても高 Ca 血症(特に補正 Ca≧10.5 mg/dL)および高 PTH 血症(基準値上限 以上)が遷延する場合には,副甲状腺インターベンションの適応を検討することが望ましい(2C).
&) 薬剤による骨脆弱性を回避するためにも,ステロイドは可能なかぎり減量することが望ましい (2C).

 

 

 

小児患者における CKD-MBD

I.検査項目と測定頻度
&) 血清 P,Ca,Alb,PTH,ALP,重炭酸イオン濃度のモニターを CKD 2 より開始することが望まし い1(2D).
&) 3 歳未満の症例は少なくとも 3 か月に 1 度,3 歳以上の症例では少なくとも 6 か月に 1 度は身長を 測定し,成長障害の有無とその程度を評価することを推奨する(1B).
II.血清 P,Ca 値の管理
&) 血清 P 値は,年齢相当の正常範囲内に維持することが望ましい
2(2C).
&) 血清補正 Ca 値は,年齢相当の正常範囲内に維持することが望ましい*2,3(2B). III.副甲状腺機能の管理
&) 血清 PTH 値は,CKD 2,3 までは正常値範囲内に,CKD 4 は正常上限値の 1.5 倍程度(intact PTH で 100 pg/mL)以内に,CKD 5,5D は正常上限値の 1.5∼4.5 倍程度(intact PTH で 100∼300 pg/ mL)で管理することが望ましい(2C).
IV.副甲状腺インターベンションの適応
&) 内科的治療に抵抗性を示す高度の二次性副甲状腺機能亢進症が持続する場合には,副甲状腺イン ターベンションを考慮することが望ましい(2C).
V.成長ホルモン治療
&) 成長障害(低身長)を認める小児 CKD 患者は成長ホルモン治療が推奨される(1A).

 

 

 

 

 

 

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