事故対策の問題と解説

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事故対策について紹介します。

事故対策

29—79 血液透析の導入期にみられる不均衡症候群を予防する対策として誤っているのはどれか。
a.小さな膜面積のダイアライザを使用する。
b.高張液を返血側回路から投与する。
c.透析時間を短くする。
d.抗凝固薬の投与量を増量する。
e.血流量を増加させる。
1.a、b 2.a、e 3.b、c 4.c、d 5.d、e


a.小さな膜面積のダイアライザを使用するは正しい
b.高張液を返血側回路から投与するは正しい。補正される
c.透析時間を短くするは正しい
d.抗凝固薬の投与量は関係ない
e.血流量を減少させる
正解5


30-77 透析監視項目の異常とその原因との組合せで誤っているのはどれか。
1.漏 血                         透析装置ヒータの故障
2.空気誤入                    補液ラインの閉鎖忘れ
3.血液側回路内圧上昇    血液凝固
4.血液側回路内圧低下    脱血不良
5.透析液濃度異常          電気伝導度計の故障


1.漏血 、透析装置ヒータの故障は関係ない
2.空気誤入、補液ラインの閉鎖忘れは正しい
3.血液側回路内圧上昇、血液凝固は正しい
4.血液側回路内圧低下、脱血不良は正しい
5.透析液濃度異常、電気伝導度計の故障は正しい
正解1


31-79 血液透析施行中に静脈圧下限警報が鳴った。原因として考えられないのはどれか。
1.脱血不良
2.ダイアライザ内の血液凝固
3.静脈側ドリップチャンバ内の血液凝固
4.動脈側回路の折れ曲がり
5.静脈側回路の穿刺針からの脱落


1.脱血不良は正しい
2.ダイアライザ内の血液凝固は正しい
3.静脈側ドリップチャンバ内の血液凝固は静脈圧上昇
4.動脈側回路の折れ曲がりは正しい
5.静脈側回路の穿刺針からの脱落は正しい
正解3


33-77透析中の血圧低下に対する処置として正しいのはどれか。
a.下肢挙上
b.透析時間短縮
c.低 Na 透析の実施
d.昇圧薬投与
e.ECUM

1.a、b、c 2.a、b、e3.a、d、e4.b、c、d5.c、d、e
正解3
33-79 透析中の空気誤入の原因として考えられないのはどれか。
1.動脈(脱血)側留置針と回路接続部の離断
2.補液ラインの閉鎖忘れ
3.ポンプセグメント部回路の破損
4.エアードリップチャンバでの液面調整不良
5.静脈(返血)側留置針の抜針

正解5
33—79 溶血の原因となるのはどれか。
1.高濃度の透析液の使用
2.ダイアライザの膜破損
3.塩素化合物の透析液への混入
4.透析液の温度低下
5.透析回路への空気誤入


正解3



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