シース挿入とは|手順・アプローチ部位・コツを解説

シース挿入 PCI
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シースの挿入

シースの挿入

アプローチ部位


橈骨動脈radial artery
上腕動脈 brachial artery
大腿動脈femoral artery

シース挿入方法

挿入部位の皮膚消毒
局所麻酔
穿刺針挿入
逆血確認
ガイドワイヤー挿入
シースイントロデューサー挿入
シースは、aのように動脈に入るシースカニューレと、道具を入れて逆血しないように弁がついている後方部と、それから中の動脈の圧をとったり、採血したり、フラッシュする三方活栓がついています。
挿入の仕方は、このbのように、まず針を動脈に刺して、血管内に入った場合に内筒を抜いて、ワイヤーを動脈内に進めていきます。
針を抜いて、穿刺部を手で押さえながらcのようにシースを進めていって、 そのシースを進めた後、dは、ワイヤーと内筒を抜いてシースを挿入するようになります。
弁がついていますので、ここからは出血しないということになります。

シース挿入とは

シース挿入は、カテーテル検査・治療の入口をつくる最初の手技です。動脈(または静脈)に「シース」という筒を留置し、そこからカテーテルを出し入れします。セルジンガー法という手順で行うのが基本です。
セルジンガー法:穿刺→ガイドワイヤー→シース留置

セルジンガー法の手順

① 動脈を針で穿刺する(血液の逆流で動脈内に入ったことを確認)。
② 針からガイドワイヤーを血管内へ進める。
③ 針を抜き、ガイドワイヤーに沿ってシースを挿入し、ワイヤーを抜く。
これで血管に筒(シース)が留置され、カテーテルを通せる状態になります。

アプローチ部位

橈骨動脈(TRI):出血が少なく早期離床しやすいため近年の主流。
大腿動脈(TFI):太いデバイスや緊急時に有利。
上腕動脈:橈骨/大腿が使いにくいときの選択肢。
詳しくはシースのページも参照。

主な合併症

穿刺部の出血・血腫、仮性動脈瘤、動静脈瘻、動脈閉塞など。止血がとても重要で、TRバンド止血デバイスを用います。

参考・出典

・日本循環器学会「安定冠動脈疾患の血行再建ガイドライン(2018年改訂版)|7.2 アクセス部位(70頁)」(橈骨動脈アプローチ等の選択)
・メーカー公式(例):テルモ「ラジフォーカス イントロデューサーII H」(医療従事者向け)

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冠動脈の解剖と分類シースガイディングカテーテル止血デバイスTRバンドDCB(薬剤コーティングバルーン)FFRIVUS

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