心臓ペースメーカ(植え込み型を含む)
29-35 植込み型心臓ペースメーカについて正しいのはどれか。a.VDD モードでは刺激部位は心房である。
b.電源にはニッケルカドミウム電池が使用される。
c.VVIR では人体の活動量に応答する機能がある。
d.心臓再同期療法では右室と左室とを同時に刺激する。
e.DDD ペースメーカは慢性心房細動の徐脈によい適応がある。
1.a、b 2.a、e 3.b、c 4.c、d 5.d、e
a.VDD モードでは刺激部位は心室である。
b.電源にはヨウ素リチウム電池が使用される。
c.VVIR では人体の活動量に応答する機能がある。コードの文字目のRは心拍応答機能。
d.心臓再同期療法では右室と左室とを同時に刺激する。は正しい。
e.DDD ペースメーカは慢性心房細動の徐脈には使用しない。
正解4
29—34 心臓ペースメーカについて正しいのはどれか。
a.胸腔内にジェネレータ(本体)を留置する。
b.NBG(ICHD)コードの第二文字はセンシング部位を表す。
c.パルス幅は 0.5 ms 前後である。
d.電極装着直後は刺激閾値の低下が続く。
e.体外式ペースメーカの出力点検時には 50Ωの負荷抵抗を接続する。
1.a、b 2.a、e 3.b、c 4.c、d 5.d、e
a.胸腔内ではない。鎖骨下の皮下組織と筋肉層の間。
b.NBG(ICHD)コードの第二文字はセンシング部位を表す。は正しい。
c.パルス幅は 0.5 ms 前後である。は正しい。
d.電極装着直後は刺激閾値が上昇する。
e.体外式ペースメーカの出力点検は負荷抵抗500Ω
正解3
30-33 植込み型心臓ペースメーカについて正しいのはどれか。
a.ジェネレータ(本体)は心囊内に留置する。
b.心内膜電極は左室に留置する。
c.ICHD(NBG)コードの 3 文字目の I は抑制を意味する。
d.電極留置直後は刺激閾値が上昇する。
e.500 ms 前後の刺激パルスが効率的である。
1.a、b 2.a、e 3.b、c 4.c、d 5.d、e
a.ジェネレータ(本体)は鎖骨下縁の皮下に留置
b.心内膜電極は右房、右室に留置
c.ICHD(NBG)コードの 3 文字目の I は抑制を意味する。は正しい。
d.電極留置直後は刺激閾値が上昇する。は正しい。
e. 0.5 ms 前後の刺激パルス
正解4
32-36 植込み型ペースメーカについて正しいのはどれか。
a.慢性心房細動の徐脈は DDD の適応である。
b.VVI の電極リードは 2 本である。
c.パルス振幅は 3 mV である。
d.リチウム・ヨウ素電池を使用する。
e.単極電極ではカテーテル先端部はマイナス極である。
1.a、b 2.a、e 3.b、c 4.c、d 5.d、e
a.慢性心房細動はペースメーカの適応ではない。失神、痙攣、めまい、息切れ、心不全の症状を伴う徐脈性心房細動は適応であり、使用モードはVVI。
b.VVI の電極リードは1本である。
c.パルス振幅は3Vである。
d.リチウム・ヨウ素電池を使用する。は正しい。
e.単極電極ではカテーテル先端部はマイナス極である。は正しい。
正解5
33-35 植込み型心臓ペースメーカについて正しいのはどれか。
a.心房内にジェネレータを留置する。
b.左房に心内膜電極を留置する。
c.ICHD(NBG)コードの T はトリガを意味する。
d.刺激パルス幅は 0.5 ms 前後である。
e.電極装着後の刺激閾値は不変である。
1.a、b 2.a、e 3.b、c 4.c、d5.d、e
a.ジェネレータは鎖骨下縁(前胸部)に留置
b.左房ではない。右房と右室に留置
c.ICHD(NBG)コードの T はトリガを意味する。は正しい。
d.刺激パルス幅は 0.5 ms 前後である。は正しい。
e.電極装着後の刺激閾値は不変ではない。チェックが必要。
正解4
33—33 ペースメーカの ICHD(NBG)コードで誤っているのはどれか。
1.AAI では心房のみでペーシングを行う。
2.VVI では心房に同期してペーシングを行う。
3.DDD では心房と心室の両方でペーシングを行う。
4.VDD では心室のみでペーシングを行う。
5.VOO では固定レートでペーシングを行う。
1.AAI では心房のみでペーシングを行う。は正しい。
2.VVI では心房に同期しない。心室のみでペーシングとセンシングを行う。
3.DDD では心房と心室の両方でペーシングを行う。は正しい。
4.VDD では心室のみでペーシングを行う。正しい。
5.VOO では固定レートでペーシングを行う。正しい。
正解2
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