呼吸回路の要点

スポンサーリンク
柱は3つ——「患者の近くに付けるもの」CV(圧縮容量)の性質ヒータワイヤと加温加湿器の役割分担です。 → 呼吸回路の過去問と解説

① 「患者のいちばん近く」が答えになる問題

道具付ける・外す場所
カプノメータのプローブY字管と患者の間(気道に最も近い部位)=第30回の正解
用手換気装置(バッグ)カテーテルマウントのYピース接続部気管チューブコネクタで回路を外して接続(第33回の正解)
原則はひとつ。患者の息を測る道具も、患者に送気する道具も、患者のいちばん近くで。回路の奥(人工呼吸器側)に付けると、回路のガスが混ざって測定も換気も不正確になります。ただし用手換気は気管チューブそのものとコネクタの間で外すのは不適——チューブ側は抜去のリスクがある場所です。

② CV(compression volume・圧縮容量)

CV=送気のたびに回路がふくらんで食われてしまうガスの量。患者に届かない分です。
性質向き
量規定換気では肺胞換気量減少の原因になる(◯・第32回の正解)
加温加湿器のチャンバCVの一部になる(◯)
柔らかい回路CVは大きくなる(「小さい」は✕)
長い回路CVは大きくなる(「小さい」は✕)
CVが大きいと吸気トリガ感度は鈍くなる(「上昇する」は✕)
ぜんぶ「ふくらみしろが大きいほど患者に届かない・患者の吸気も伝わらない」で説明できます。柔らかい・長い・チャンバ付き=ふくらみしろ大。

③ ヒータワイヤと加温加湿器——役割を入れ替えてくる

装置役割
ヒータワイヤ回路内の結露を防止する(第32回の正解)
加温加湿器室温のガスを体温まで加温・加湿する
温めて湿らせるのは加温加湿器、その湿気が回路の中で冷えて水滴になるのを防ぐのがヒータワイヤ。殺菌や体温調節はどちらの仕事でもありません。

→ 過去問で確認する

呼吸回路の過去問と解説はこちら

生体機能代行装置学
ME国家試験
MEトップページ

コメント

タイトルとURLをコピーしました