① 固める側と溶かす側——主役は2人だけ
| 側 | 主役 | やること |
|---|---|---|
| 凝固(固める) | トロンビン | フィブリノゲン→フィブリンに変えて血餅を作る |
| 線溶(溶かす) | プラスミン | フィブリンを分解する——第32回午後7の答え |
② 抗凝固薬は「機序」で仕分ける
| 機序 | 薬剤 | 補足 |
|---|---|---|
| アンチトロンビンⅢを介してトロンビンを阻害 | ヘパリン | 「抗トロンビン作用」と来たらこれ(第28回午後7の答え)。透析・体外循環の抗凝固でもおなじみ |
| ビタミンKの作用を阻害 | ワルファリン | 内服の抗凝固薬 |
| カルシウムイオンをキレート | EDTA・クエン酸ナトリウム・シュウ酸ナトリウム | 採血管・保存血用(体外で使う) |
③ 血栓ができやすくなる条件
第28回午前5の答えは血管内皮傷害と血流低下(うっ滞)。これに血液成分の変化(凝固能亢進)を加えたものが血栓形成の古典的な3条件です。線溶系亢進はむしろ血栓を溶かす側、貧血・血管透過性亢進は無関係——と誤り選択肢の役割も固定されています。→ 過去問で確認する
血液の凝固と線維素溶解の過去問と解説はこちら医学概論
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