滅菌法の要点

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問われるのは対象と消毒・滅菌法の組合せです。その対象に使える強さかで判断します。 → 滅菌法の過去問と解説

① 組合せの一覧(第31回午後22)

対象正しい方法
皮膚創傷部位クロルヘキシジングルコン酸塩
膀胱鏡グルタルアルデヒド
手術器具高圧蒸気滅菌
消化器内視鏡高水準消毒(グルタルアルデヒド等)。次亜塩素酸ナトリウムは誤り
粘膜エタノールは刺激が強く用いない

② 「熱をかけられるか」「粘膜に使えるか」の2軸

判断は2つの軸でできます。

軸1:熱に耐えられるか——手術器具は金属なので高圧蒸気滅菌が使えます。一方内視鏡や膀胱鏡は熱に弱いので、薬液による高水準消毒(グルタルアルデヒド)になります。

軸2:粘膜か皮膚か——粘膜に刺激の強いエタノールは使えません皮膚の創傷部位にはクロルヘキシジングルコン酸塩が使われます。

間違えやすいのは「消化器内視鏡 ─ 次亜塩素酸ナトリウム」です。次亜塩素酸ナトリウムは消毒薬として身近ですが、内視鏡には高水準消毒薬が必要で、この組合せは成立しません。スコープ類はグルタルアルデヒドと1対1で覚えます。

関連:滅菌による材料の変性の要点

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