循環補助

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生体機能代行装置学 体外循環装置 補助循環法 循環補助について

循環補助

29-74 補助循環について正しいのはどれか。
1.PCPS は V-V バイパス方式である。
2.PCPS によって左心系の後負荷は軽減する。
3.体外設置型拍動流型補助人工心臓では電気駆動方式が多い。
4.体内植込み型補助人工心臓では拍動流型よりも連続流型が多い。
5.左心補助人工心臓では左室脱血よりも左房脱血の方が高流量を得やすい。


1.PCPS は V-A バイパス方式である。
2.PCPS によって左心系の後負荷は増加する。
3.体外設置型拍動流型補助人工心臓では空気駆動方式が多い。体内設置型は電気駆動が多い。
4.体内植込み型補助人工心臓では拍動流型よりも連続流型が多い。は正しい。
5.左心補助では、左室脱血が左房脱血に比べ、容量が大きく筋肉に富んでいる。そのため脱血部位での内圧が高く、虚脱しにくいため、交流量が得られる。
正解4

30-69 IABP について正しいのはどれか。
a.拡張期に下行大動脈でバルーンを拡張させる。
b.冠動脈血流量を増加させる。
c.左室の後負荷を軽減する。
d.大動脈弁狭窄症には禁忌である。
e.収縮期血圧を上昇させる。
1.a、b、c 2.a、b、e  3.a、d、e 4.b、c、d 5.c、d、e


a.拡張期に下行大動脈でバルーンを拡張させる。正しい。
b.冠動脈血流量を増加させる。正しい。
c.左室の後負荷を軽減する。正しい。
d.大動脈弁狭窄症には禁忌ではない。禁忌は大動脈弁閉鎖不全症、胸腹部動脈瘤、大動脈解離。
e.収縮期血圧を上昇ではなく拡張期圧上昇。
正解1

30-72 呼吸補助ができるのはどれか。
a.IABP
b.左心バイパス
c.PCPS
d.ECMO
e.補助人工心臓
1.a、b 2.a、e 3.b、c 4.c、d 5.d、e


a.IABPは補助循環。
b.左心バイパスは補助循環。
c.PCPSは人工肺を含む呼吸補助行う。
d.ECMOは人工肺を含む呼吸補助行う。
e.補助人工心臓は補助循環。
正解4

30—73 IABP による合併症で誤っているのはどれか。
1.腸管虚血
2.大動脈解離
3.血小板数の減少
4.細菌感染
5.急性心筋梗塞


1.腸管虚血は正しい。
2.大動脈解離は正しい。
3.血小板数の減少は正しい。
4.細菌感染は正しい。
5.急性心筋梗塞に伴う重症心不全はIABPの適応疾患。
正解5

31-72 補助循環について正しいのはどれか。
1.IABP ではバルーンを弓部大動脈に留置する。
2.PCPS は全身麻酔を必要とする。
3.PCPS は左心系の後負荷を軽減する。
4.補助人工心臓は右心補助に用いられることが多い。
5.補助人工心臓は左房脱血よりも左室脱血タイプが多い。


1.IABP ではバルーンを弓部大動脈ではなく胸部下行動脈に留置する。
2.PCPS は全身麻酔ではなく局所麻酔で導入できる。
3.PCPS は左心系の後負荷を軽減ではなく増大する。
4.補助人工心臓は右心補助に用いられることが多い。
5.補助人工心臓は左房脱血よりも左室脱血タイプが多い。正しい。
正解5

31—74 IABP の適応について正しいのはどれか。
a.冠動脈ステント再狭窄予防
b.人工心肺離脱困難
c.開心術後低心拍出量症候群
d.急性心筋梗塞後心室中隔穿孔を合併した心原性ショック
e.冠動脈バイパス術後のグラフト閉塞予防
1.a、b、c 2.a、b、e 3.a、d、e 4.b、c、d 5.c、d、e


a.冠動脈ステント再狭窄予防にならない。
b.人工心肺離脱困難は正しい。
c.開心術後低心拍出量症候群は正しい。
d.急性心筋梗塞後心室中隔穿孔を合併した心原性ショックは正しい。
e.冠動脈バイパス術後のグラフト閉塞予防にならない。
正解4


32–74 IABP について正しいのはどれか。
a.上行大動脈にバルーンを留置する。
b.収縮期血圧を上昇させる。
c.中等度以上の大動脈弁閉鎖不全症には禁忌である。
d.冠動脈灌流圧を増加させる。
e.左室後負荷を軽減させる。
1.a、b、c 2.a、b、e  3.a、d、e 4.b、c、d 5.c、d、e


a.上行大動脈ではなく下行大動脈。
b.収縮期血圧ではなく拡張気圧を上昇させる。
c.中等度以上の大動脈弁閉鎖不全症には禁忌である。正しい。
d.冠動脈灌流圧を増加させる。正しい。
e.左室後負荷を軽減させる。正しい。
正解5


33—72 経皮的心肺補助装置(PCPS)について誤っているのはどれか。
a.急性心筋塞後の心破裂によるショックは適応である。
b.ショック状態の急性肺動脈血栓塞栓症は適応である。
c.急性くも膜下出血によるショックは適応である。
d.送血管は腕頭動脈に挿入する。
e.脱血管は大腿静脈に挿入する。
1.a、b 2.a、e 3.b、c 4.c、d5.d、e


a.急性心筋塞後の心破裂によるショックは適応である。心原性ショック。正しい。
b.ショック状態の急性肺動脈血栓塞栓症は適応である。正しい。
c.急性くも膜下出血によるショックは禁忌。
d.送血管は腕頭動脈ではなく、大腿動脈に挿入する。
e.脱血管は大腿静脈に挿入する。正しい。
正解4

33—73 IABP の適応について正しいのはどれか。
a.冠動脈ステントにおける遅発性血栓性閉塞の予防
b.冠動脈バイパス術後のグラフト閉塞の予防
c.切迫心筋塞
d.人工心肺離脱困難
e.心原性ショック
1.a、b、c 2.a、b、e 3.a、d、e4.b、c、d 5.c、d、e


a.冠動脈ステントにおける遅発性血栓性閉塞の予防では使用しない。
b.冠動脈バイパス術後のグラフト閉塞の予防では使用しない。
c.切迫心筋塞は正しい。
d.人工心肺離脱困難は正しい。
e.心原性ショックは正しい。
正解5

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