体外循環のトラブル対策

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体外循環のトラブル対策について

体外循環のトラブル対策

30-73 PCPS 施行時に左手の酸素飽和度が低下した。原因として考えられないのはどれか。
1.脱血不良による流量減少
2.ACT が 400 秒以上
3.生体肺の機能不全
4.吹送酸素濃度の低下
5.人工肺の血漿漏出
正解2


30-74 体表面積 1.8 m2 の男性の人工心肺を用いた開心術で、吸引回路からの血液の戻りが全くない完全体外循環中(膀胱温 32 °C)、静脈リザーバに 800 mL が貯血されていた。何らかの理由で静脈回路からの脱血が完全に途絶えた時、リザーバが空になるまでの時間[秒]に最も近いのはどれか。
1. 5
2.10
3.20
4.30
5.40
正解2

32-73 体表面積 0.5 m2 の乳児の人工心肺を用いた開心術で、吸引からの血液の戻りが全くない完全体外循環中(膀胱温 30 °C)、静脈リザーバに 400 mL が貯血されていた。何らかの原因で静脈回路からの脱血が完全に途絶えた時、静脈リザーバが空になるまでの時間[秒]に最も近いのはどれか。
1. 5
2. 10
3. 20
4. 30
5. 40


乳児の標準灌流量は2.4~3.0[L/min/m2]
乳児の体表面積が0.5m2なので灌流量は1.2~1.5l/minとなり
1秒あたりの流量は23~26[mL/s]となる。
静脈リザーバの貯血レベルが400mLであるので、15~17秒となる。
正解3


33—74 成人男性の人工心肺完全体外循環中のトラブルやその対応について正しい のはどれか。
1.貯血槽が完全に空にならなくても空気の誤送が生じ得る。
2.動脈解離発生時には送血流量を増やし続行する。
3.脱血不良時には脱血カニューレをより深く挿入する。
4.人工肺内血栓形成時にはヘパリンの追加投与を行う。
5.脱血回路に持続的に微小気泡が引けてくる場合は直ちに送血を停止する。

正解1



生体機能代行装置
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