① 5つの事例を仕分ける(第30回午後39)
| 事例 | 結果 | 判定 |
|---|---|---|
| 輸液ポンプの設定間違いで過剰投与 | 患者に影響なし | レベル1=ヒヤリハット |
| AED使用後にパッドの期限切れに気づいた | 気づいただけ | レベル1=ヒヤリハット |
| 注射針で医療従事者が負傷し感染症を発症 | 発症した | レベル3a以上 |
| 加温加湿器の電源入れ忘れで気道閉塞 | 気道閉塞を起こした | レベル3a以上 |
| 透析後に廊下で転倒して骨折 | 骨折した | レベル3a以上 |
② 判定は文末を読むだけ
この設問は選択肢の文末に答えが書いてあります。「〜が患者に影響はなかった」「〜に気づいた」で終わっていればヒヤリハット。
「〜を発症した」「〜を起こした」「〜骨折した」で終わっていればヒヤリハットではない。
ミスの内容がどれだけ重大でも関係ありません。輸液ポンプの設定間違いで薬が過剰に入るのは重大なミスですが、患者に影響が出ていないのでレベル1です。逆に転倒はミスとして小さく見えても、骨折という結果が出ているのでレベル3a以上になります。
「何が起きかけたか」ではなく「患者にどんな結果が残ったか」で判定する——これがヒヤリハットの定義そのものです。
関連:事故事例の要点

コメント