医療ガスの種類
物質は温度と圧力によって状態が変化し、ある温度と圧力の時に物質がとりうる状態は種類によって異なる。気体はある温度以上で、どれだけ圧縮しても液体にならなくなる。この温度を臨界温度といい、医療ガスに用いられるガスの中では二酸化炭素と亜酸化窒素が常温以上に臨界温度があるため、この2種の気体は高圧ガス容器(ガスボンベ)の中に押し込められた時に液体になる。
ガスボンベ内
窒 素 気体 1.1
治療用空気 気体 1
ヘリウム 気体 0.138
二酸化炭素 液体 1.5
亜酸化窒素 液体1.5
酸素 | 亜酸化窒素 | 空気 | 窒素 | 二酸化炭素 | ヘリウム | |
比重 | 1.1 | 1.5 | 1 | 0.9 | 1.5 | 0.1 |
沸点 | -183 | -89 | -191 | -195 | -78 | -268 |
臨界温度 | -118 | 36 | -140 | -147 | 31 | -267 |
ボンベ内 | 気体 | 液体 | 気体 | 気体 | 液体 | 気体 |
ME国家試験
MEトップページ
コメント