滅菌による材料の変性

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滅菌による材料の変性について

滅菌による材料の変性

32-88 医用材料の滅菌で正しいのはどれか。
a.EOG 滅菌は室温で行われる。
b.濾過滅菌は微生物を除去する。
c.乾熱滅菌はエンドトキシンを無毒化する。
d.電子線滅菌は γ線滅菌より透過性が高い。
e.高圧蒸気滅菌は血清に使用できる。
1.a、b 2.a、e 3.b、c 4c、d 5.d、e


a.EOG 滅菌は温度40〜60℃、相対湿度50〜60%の条件下で行われる。
b.濾過滅菌は、気体や液体を0.22μmなど孔径の小さなフィルターに通すことで、フィルターを通過できない微生物を捕捉・除去する。
c.乾熱滅菌はエンドトキシンを無毒化する。は正しい。
d.電子は質量をもつ荷電粒子であるが、γ線光子は質量をもたない非荷電粒子であるため、γ線は電子線よりも透過性が高い。
e.血清に含まれるタンパク質は高温で熱変性するため、高圧蒸気滅菌は適さない。熱変性しやすい液体に対しては濾過滅菌が適用される。
正解3

生体物性材料工学
ME国家試験
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