神経・筋肉疾患の要点

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神経・筋肉疾患について

神経・筋肉疾患

パーキンソン病:中脳のドーパミン細胞の減少により起こる疾患
症状:ふるえ(振戦)、筋固縮、無動、仮面様顔貌
重症筋無力症
重症筋無力症:手足を動かすと筋肉がすぐに疲れて、力が入らなくなる病気
胸腺腫に置ける重症筋無力症の合併
合併症率:30%
機序
胸腺によって産生、放出されたアセチルコリンレセプター抗体が、アセチルコリンレセプターに結合して、これを破壊する。
アセチルコリンレセプターの破壊から、アセチルコリンによる神経接合部での刺激伝達が障害され、筋力低下が引き起こされる。(筋無力症の発症)
縦隔腫瘍
縦隔:胸の中心にある左右の肺の間にある空間(胸腺、心臓、大血管、食道、気管などの臓器)
縦隔腫瘍:胸腺、心臓、大血管、食道、気管などの臓器に由来してできる腫瘍
区画:(1)上縦隔、(2)前縦隔、(3)中縦隔、(4)後縦隔の4つの区画 区画ごとにできやすい腫瘍
(1)上縦隔:甲状腺腫など
(2)前縦隔:胸腺腫、胸腺がん、胸腺のう胞、奇形腫、胚細胞腫瘍など
(3)中縦隔:悪性リンパ腫、心膜のう胞、気管支のう胞など
(4)後縦隔:神経鞘腫など 胸腺腫:最も多い縦隔腫瘍は前縦隔に発生しやすい
上前縦隔胸腺腫(胸腺癌)
胚細胞性腫瘍(奇形腫)
縦隔甲状腺腫
悪性リンパ腫
中縦隔先天性嚢胞(気管支性嚢胞、心膜嚢胞)
悪性リンパ腫
後縦隔神経原性腫瘍
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