呼吸モニタの要点

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呼吸モニタについて

呼吸モニタ

パルスオキシメータ:動脈血中の酸素飽和度を経皮的にさらに1心拍ずつ連続的に測定できる装置である。測定原理はオキシヘモグロビンとデオキシヘモグロビンに対する赤色光付近と赤外光付近の吸光度の違いを利用して測定する。その際、オキシヘモグロビンを多く含む動脈血は脈動があるため、赤色光を入射した時の成分と赤外光を入射した時のパルス成分を抽出し、それぞれの対数吸光度の比を求めることにより酸素飽和度を求めることができる。
カプノメータ
測定原理はCO2の赤外線吸収特性を利用して、赤外線を照射し、その際の吸収量の程度を検出素子(サーモパイル)で測定している。この方法を赤外線吸収法という。また、センサを配置する位置によって、メインストリーム方式とサイドストリーム方式がある。メインストリーム方式は呼気ガスを直接センサで測定する方法であり、呼吸回路に直接センサが位置しているため、サイドストリーム方式に比べて測定の時間遅延が少ない。サイドストリーム方式は患者に接続された呼吸回路から、呼気ガスの一部を連続的にサンプリングしてセンサ部分で測定する。 生体計測装置学
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