呼吸器系について
呼吸器系
1呼吸器系
1・感染症
1かぜ症候群2肺炎 (細菌性肺炎、ウイルス性肺炎、マイコプラズマ肺炎)3肺結核4肺化膿症
細菌 | 黄色ブドウ球菌(MRSA, VRSAを含む)、バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)、クレブシエラ、セラチア、緑膿菌、レジオネラ |
真菌 | カンジダ、アスペルギルス、クリプトコッカス、ニューモシスチス・カリニ |
ウイルス | 単純ヘルペスウイルス、サイトメガロウイルス |
原虫 | トキソプラズマ、クリプトスポリジウム |
2・新生物
1肺癌(原発性肺癌、転移性肺癌)
原発性肺癌リスク因子
喫煙、慢性閉塞性肺疾患、職業的暴露(石綿、ラドン、ヒ素、クロロメチルエーテル、クロム酸、ニッケル)、大気汚染、遺伝
3・閉塞性肺疾患
1気管支喘息2慢性閉塞性肺疾患(COPD)
気管支喘息
慢性の炎症性起動疾患
特徴:刺激に対して気道が過剰な収縮反応
症状:喘鳴を伴う呼吸困難
診断:アセチルコリンやヒスタミンによる吸入試験で過敏性が証明されれば気管支喘息と診断
閉塞性換気障害 FEV1.0%<70% :スパイロメトリーの一秒率
慢性閉塞性肺疾患(COPD):タバコなど有害物質を長期に吸入暴露することで生じた肺の炎症疾患
胸部X線検査所見
肺胞壁の破壊に伴う肺野の透過性亢進
肺の過膨張による横隔膜の平定化、肋間腔の拡大、心臓後腔の拡大
肺胞壁の破壊に伴う肺野の透過性亢進
肺の過膨張による横隔膜の平定化、肋間腔の拡大、心臓後腔の拡大
4・拘束性肺疾患
1間質性肺炎2過敏性肺臓炎3じん肺4サルコイドーシス
拘束性換気障害 %VC<80%
5・呼吸不全
1急性呼吸不全 2急性呼吸促迫症候群(ARDS) 3新生児呼吸促迫症候群(IRDS) 4脂肪塞栓5慢性呼吸不全 6CO2ナルコーシス 7原発性肺胞低換気症候群 8肥満低換気症候群 9睡眠時無呼吸症候群 10呼吸筋麻痺
不全の定義
室内気吸入時の動脈血中酸素分圧が 60mmHg以下の状態
室内気吸入時の動脈血中酸素分圧が 60mmHg以下の状態
I型呼吸不全:室内気吸入時の動脈血中酸素分圧が60mmHg以下であるが、動脈血中二酸化炭素分圧は45mmHgを超えない状態
Ⅱ型不全:室内気吸入時の動脈血中酸素分圧が60mmHg以下、かつ動脈血中二酸化炭素分圧が45mmHgを超える状態
慢性不全:呼吸不全状態が少なくとも1ヶ月持続する状態
Ⅱ型不全:室内気吸入時の動脈血中酸素分圧が60mmHg以下、かつ動脈血中二酸化炭素分圧が45mmHgを超える状態
慢性不全:呼吸不全状態が少なくとも1ヶ月持続する状態
6・肺循環疾患(肺血栓肺疾患)
1肺水腫 2肺血栓塞栓症 3肺高血圧症 4肺性心
肺血栓塞栓症:血栓が血流に乗って肺に運ばれ肺動脈を閉塞する
換気血流比不均等分布→低酸素血症→呼吸困難、胸痛、チアノーゼ
7・その他の呼吸器疾患
1胸膜炎2気胸 3気管支拡張症 4縦隔腫瘍 5無気肺 6胸部外傷 7気管・気管支異物 8窒息9過換気症候群
コメント