内分泌

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内分泌について

内分泌

29-8 ホルモンについて誤っているのはどれか。
1.甲状腺刺激ホルモン(TSH)は下垂体前葉から分泌される。
2.バソプレシンには利尿作用がある。
3.メラトニンは夜間に増加する。
4.ヨードは甲状腺ホルモンの原料の一つである。
5.グルカゴンは血糖値を上昇させる。


1.甲状腺刺激ホルモン(TSH)は下垂体前葉から分泌される。は正しい。
2.バソプレシンは下垂体後葉から分泌される抗利尿ホルモン(ADH)である。
3.メラトニンは夜間に増加する。は正しい。
4.ヨードは甲状腺ホルモンの原料の一つである。は正しい。
5.グルカゴンは血糖値を上昇させる。その他に血糖値上昇させるホルモンはアドレナリン、糖質コルチコイド(コルチゾール)。
正解2


31—3 血糖調節に関与するホルモンについて誤っているのはどれか。
1.インスリンは肝臓での糖新生を促進する。
2.インスリンは筋肉でのグルコース取り込みを促進する。
3.アドレナリンは筋肉でのグリコーゲン分解を促進する。
4.コルチゾールは末梢組織でのグルコース分解を抑制する。
5.グルカゴンは肝臓でのグリコーゲン合成を抑制する。


1.糖新生とは肝臓や腎臓でアミノ酸からグルコース(糖)を産生することで、インスリンはこれを抑制する。促進するのはグルカゴン。
2.インスリンは筋肉でのグルコース取り込みを促進する。正しい。
3.アドレナリンは筋肉でのグリコーゲン分解を促進する。正しい。
4.コルチゾールは末梢組織でのグルコース分解を抑制する。正しい。
5.グルカゴンは肝臓でのグリコーゲン合成を抑制する。正しい。
正解1

32-9 ホルモンについて誤っているのはどれか。
a.バソプレッシンは主に腎臓の集合管に作用する。
b.成長ホルモンは副腎より分泌される。
c.原発性甲状腺機能亢進症では甲状腺刺激ホルモン(TSH)の分泌が亢進する。
d.副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)は糖質コルチコイドの分泌を刺激する。
e.副甲状腺ホルモン(PTH)は血中カルシウム濃度を上昇させる。
1.a、b 2.a、e 3.b、c 4.c、d 5.d、e


a.バソプレッシンは主に腎臓の集合管に作用する。は正しい。
b.成長ホルモンは脳下垂体前葉の成長ホルモン産生細胞で産生され、成長促進、糖・蛋白代謝調節、ソマトメジン産生などの作用を行う。
c.原発性甲状腺機能亢進症とはバセドウ病やプランマー病などの甲状腺でT3、T4などの甲状腺ホルモンの産生・分泌が更新して起こる疾患。上昇した血中の甲状腺ホルモンを感知し、脳下垂体からの甲状腺刺激ホルモンTSHはフィードバック機構により分泌が低下する。
d.副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)は糖質コルチコイドの分泌を刺激する。は正しい。
e.副甲状腺ホルモン(PTH)は血中カルシウム濃度を上昇させるは正しい。
正解3

33—8 内分泌臓器と分泌ホルモンとの組合せで誤っているのはどれか。
1.下垂体 プロラクチン
2.甲状腺 トリヨードサイロニン
3.副甲状腺 エストロゲン
4.精 巣 アンドロゲン
5.膵 臓 インスリン



1.下垂体前葉:プロラクチン 正しい
2.甲状腺:トリヨードサイロニン 正しい
3.副甲状腺はパラソルモン。エストロゲンは卵巣卵胞の分泌ホルモン。
4.精 巣:アンドロゲン 正しい
5.膵 臓β細胞:インスリン 正しい

正解3

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