① インスリンの正誤表(第30回午前9)
| 記述 | 正誤 | 正しくは |
|---|---|---|
| 1型糖尿病では分泌が低下する | 正しい | — |
| 筋細胞で糖の取り込みを促進する | 正しい | — |
| 肥満ではインスリン感受性が低下する | 正しい | — |
| 膵島α細胞から分泌される | 誤り | 膵島β細胞(α細胞はグルカゴン) |
| 肝臓で脂肪分解を促進する | 誤り | 肝臓で脂肪合成を促進する |
② 「ため込むホルモン」で全部つながる
インスリンは栄養をため込む方向に働くホルモンです。この一言から、正しい記述も誤りの記述も導けます。ため込むのだから、筋肉に糖を取り込ませる——だから「糖の取り込みを促進する」は正しい。
ため込むのだから、脂肪は合成する——だから「脂肪分解を促進する」は誤りです。分解は使う方向で、インスリンの働きとは逆になります。
出どころは膵島β細胞。α細胞から出るのはグルカゴンで、こちらは血糖を上げる=使う方向のホルモンです。αとβ、グルカゴンとインスリン、上げると下げる——3つの対で覚えると、どこを入れ替えられても気づけます。
間違えやすいのは「肥満ではインスリン感受性が低下する」で、これは正しい記述です。効きが悪くなるからこそ2型糖尿病につながる、という筋道です。

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