電磁放射線

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電磁放射線について

電磁放射線

32-86 正しいのはどれか。
a.皮膚は骨髄より放射線感受性が高い。
b.X 線は α線より電離作用が強い。
c.X 線は α線より到達深度が大きい。
d.線量当量は組織の放射線感受性が考慮されている。
e.照射線量の単位は Bq(ベクレル)である。
1.a、b 2.a、e 3.b、c 4.c、d 5.d、e



a.骨髄は細胞分裂が盛んで未分化な細胞に富み、確率的影響を大きく受ける高感受性組織である。なお、放射線感受性を表す組織荷重係数の国際放射線防護委員会による勧告値は骨髄0.12、皮膚0.01である。
b.非荷電粒子線であるX線よりも、荷電粒子線である α線の方が電離作用が強い。
c.α線は粒子が大きく重いため、物質中で急速にエネルギーを失い停止するが、X線の実体である光子には質量がなく、透過力が大きいため、物質の深部まで到達する。
d.線量当量は組織の放射線感受性が考慮されている。は正しい。
e.照射線量はX線もしくはγ線が空気を電離する能力のことであり、その単位はC/kgである。なお、 Bq(ベクレル)は放射能の単位であり、1秒あたりの崩壊する原子の個数を表している。
正解4

33—86 正しいのはどれか。
1.陽子線は電磁放射線である。
2.線はマイナスの電荷をもつ。
3.線はX線より組織到達深度が大きい。
4.心筋は生殖腺より放射線感受性が高い。
5.中性子線は陽子線より組織透過力が大きい。

正解5


生体物性材料工学
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