適正灌流の要点

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柱は送血流量を上げる場面・下げる場面と、小児の体外循環は「たくさん流して、優しい圧で」の2つです。 → 適正灌流の過去問と解説

① 送血流量を上げる場面・下げる場面

場面送血流量理由
復温時上げる(第29回の正解)体温が戻ると酸素需要が増える
チアノーゼ性心疾患非チアノーゼ性より多く設定側副血行路が多く、流れが逃げる
脱血不良時下げる貯血が減っているのに送り続けたら空になる
大動脈遮断時・遮断解除時一時的に下げる操作の瞬間は流れを落として守る
大動脈解離の発生時直ちに下げる or 停止送るほど解離が進む
理屈は「体が要る分だけ送る。危ないときは絞る」。上げるのは需要が増えるとき(復温・側副血行)だけです。

② 貯血槽レベルが急に下がったら

対応やるか
脱血回路の確認(まず原因を見る)
乳酸加リンゲル液の急速補液(量を足す)
一時的な送血流量の低減(出ていく量を絞る)
左房ベント挿入 あれは心筋の過伸展防止
血管収縮剤投与 あれは灌流圧の調節
正解の3つは「見る・足す・絞る」。✕の2つは道具の用途違いで、貯血槽の水位問題には効きません。

③ 小児・乳児の体外循環——「たくさん流して、優しい圧で」

項目成人と比べて
体重・体表面積当たりの適正灌流量多い(「少ない」は毎回✕)
目標灌流圧低い(「高い」は毎回✕)
無血充填時の希釈率高くなる(体が小さいのに回路の液は減らせない)
無輸血体外循環困難(希釈でHtが下がりすぎる)
体液(水分)バランス不均衡が生じやすい・管理は困難
急速な冷却 徐脈・心停止のリスク
遠心ポンプの使用率低い
3年分の小児問題は全部この表の中です。軸は2本:代謝が高いから流量は多く、血管が細く未熟だから圧は低く。そして体が小さいことのしわ寄せ(希釈・水分管理・輸血)は全部「難しくなる」方向に倒れます。

→ 過去問で確認する

適正灌流の過去問と解説はこちら

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