超音波の基礎の要点

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柱はX線CTと比べたときの超音波の利点と、モード・走査・波の使い分けです。後者は組合せで覚えます。 → 超音波の基礎の過去問と解説

① CTに勝てるのは「リアルタイム」と「持ち運べる」(第30回午前31)

超音波の利点として正しいのは2つだけです。

実時間画像が得られる
携帯性に優れている

逆に、画質・視野・肺の評価はCTに劣るのが誤りの選択肢になります。
誤りの選択肢実際は
画質がよい画質はCTが上
視野が広い視野は狭い
肺内病変の評価に向いている肺は空気があるため不向き
理由でつなぐと外しません。超音波は空気を通れない——だから肺は苦手で、視野も限られます。その代わり被ばくがなく装置が小さいので、その場で動いている像が見られる——これが利点側の2つです。

関連:エックス線CTの要点

② モード・走査・波の使い分け(第32回午前30)

目的正しい選択
心臓弁運動の定量Mモード
組織性状の画像化高調波(ハーモニック)
狭窄部位の高血流速度の測定連続波(パルス波は誤り)
Bモード画像の描出パルス波(連続波は誤り)
腹部の画像描出コンベックス走査(セクタ走査は誤り)
最大の注意点はパルス波と連続波が入れ替えて出されることです。向きはこう決まっています。

速い血流を測るなら連続波——パルス波には折り返し(速度の上限)があるので、狭窄部の高速な血流は測りきれません。
Bモードの画像を作るならパルス波——反射が返ってくるまでの時間で深さを決めるので、送りっぱなしの連続波では像になりません。

走査方式は腹部=コンベックス、心臓=セクタという定番の対で覚えておきます。

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