柱は
脳波計の規格の数値と、
脳波と誘発電位の振幅の大小です。数値は1桁ずらした形で誤りの選択肢になります。 →
脳波計の特性の過去問と解説
① 規格の数値を正しい形で覚える
| 項目 | 正しい値 | 誤りの選択肢として出る形 |
|---|
| 必要な周波数帯域 | 0.5〜60Hz | 「5.0〜60Hz」 |
| 低域遮断を規定する時定数 | 0.3秒 | 「0.03秒」 |
| 入力換算雑音レベル | 3.0μVp-p以下 | — |
| A/D変換のサンプリング周波数 | 200Hz以上 | — |
| 最大感度 | 10μV/mmより高感度側(10μV/mmは標準感度) | 「最大感度は10μV/mm」 |
間違えやすい点は
桁を1つずらす作りです。
帯域の下限は0.5Hzを「5.0Hz」に、
時定数0.3秒を「0.03秒」に——数字の並びは同じで小数点の位置だけが違います。
下限は0.5Hz、時定数は0.3秒と口に出して覚えておくのが確実です。
もう1つは
「最大感度10μV/mm」です。10μV/mmは
標準感度であって最大ではありません。
最大感度はもっと高感度側——言葉の違いを見落とすと引っかかります。
② 電位が最も小さいのはABR(第32回午後27)
| 信号 | 電位の大きさ |
|---|
| 睡眠脳波電位 | 数十〜100μV |
| 覚醒時脳波電位 | 数十μV |
| 体性感覚誘発電位 | ABRより大きい |
| 視覚誘発電位 | ABRより大きい |
| 聴性脳幹誘発電位(ABR) | 1μV未満(最小) |
覚え方は
「自発脳波はμV数十、誘発電位はもっと小さい。その中でもABRが最小」です。誘発電位が小さいからこそ
加算平均が必要になる、という文脈と結び付けておくと、他の設問でも使えます。
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