筋電図の計測の要点

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問われるのは運動神経伝導速度の計測です。誤りは刺激パルス幅加算平均の要否の2つです。 → 筋電図の計測の過去問と解説

① 正しい3つ(第31回午後27)

計測には複合筋活動電位(CMAP)を用いる
神経部位の2か所の電気刺激が必要である——2点を刺激して、距離÷時間差で速度を出します
電気刺激はアイソレータを介して行う

2点刺激が要る理由は式そのものです。速度=距離÷時間なので、離れた2か所で刺激して、反応が出るまでの時間の差を取らないと速度は出せません。1点だけでは伝導「速度」にならない——ここを理解しておけば、bが正しいことは自力で判断できます。

② 誤りの2つ

誤りの選択肢正しくは
刺激電流のパルス幅は5〜10msを用いる0.1〜1ms程度(5〜10msは長すぎ)
加算平均装置が必要である不要(CMAPは振幅が大きい)
加算平均が要るか要らないかは、信号の大きさで決まります。CMAPは振幅が大きいので、1回の刺激でそのまま読めます。加算平均が必要なのは、ABRのような微小な誘発電位のほうです。「信号が小さいときだけ加算平均」と対で覚えておくと、両方の設問に対応できます。

パルス幅は0.1〜1ms5〜10msは1桁長いので、桁で判断できます。

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