計測器の特性
31-27 生体用金属電極について正しいのはどれか。a.電極と生体間の接触面積を大きくすると電極接触インピーダンスは増加する。
b.周波数が高くなると電極接触インピーダンスは増加する。
c.電極用ペーストは電極接触インピーダンスを下げる効果がある。
d.新しい金属電極はエージング後の電極と比べて基線の変動が大きい。
e.電極電位は使用する金属の種類によって異なる。
1.a、b、c 2.a、b、e 3.a、d、e 4.b、c、d 5.c、d、e
a.電極と生体間の接触面積を大きくすると電極接触インピーダンスは低下する。
b.周波数が高くなると皮膚とペースト間に形成されるコンデンサの静電容量が無視できなくなるため、電極接触インピーダンスは減少する。
c.電極用ペーストは電極接触インピーダンスを下げる効果がある。は正しい。
d.新しい金属電極はエージング後の電極と比べて基線の変動が大きい。は正しい。
e.電極電位は使用する金属の種類によって異なる。は正しい。
正解5
30—27 同相入力雑音電圧が 100 mV の環境下で 1 mV の心電図を入力したとき、 同相雑音出力は 1 mV、心電図信号出力は 100 mV になった。同相除去比(CMRR)[dB]はどれか。
1. 20
2. 40
3. 60
4. 80
5. 100
正解4
33-27 標準 12 誘導心電図について正しいのはどれか。
1.第II誘導は右足と右手間の電位差を記録する誘導である。
2.aVR 誘導は Wilson の結合電極を基準とした誘導である。
3.V1~V6 の誘導は双極誘導である。
4.標準肢誘導の間にはIII=I+IIの関係がある。
5.単極肢誘導の間には aVR + aVL + aVF = 0 の関係がある。
正解5
33—26 生体電気信号増幅器に求められる条件はどれか。
a.入力インピーダンスが小さい。
b.入力換算雑音が大きい。
c.入力オフセット電圧が小さい。
d.信号対雑音比が大きい。
e.同相除去比が小さい。
1.a、b 2.a、e 3.b、c 4.c、d 5.d、e
正解4
生体計測装置学
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