急性局所反応の要点

スポンサーリンク
柱は反応と関連物質の組合せと、血栓形成の流れの2つです。どちらも「無関係なものが1つ混ぜてある」形で出ます。 → 急性局所反応の過去問と解説

① 反応と関連物質の対応表(第31回午前90)

組合せはそのまま覚えます。
生体反応関連する物質
カプセル化コラーゲン
補体活性化アナフィラトキシン
石灰化リン酸カルシウム
炎症ヒスタミン
血栓形成フィブリン・血小板
誤りとして置かれたのは「血栓形成 ─ エラスチン」でした。エラスチンは弾性線維の成分で、血栓形成には関係しません。

間違えやすいのは、コラーゲンとエラスチンがどちらも線維のタンパク質なので混ざりやすいことです。カプセル化がコラーゲン、エラスチンはここでは出番なしと区別しておきます。

② 血栓形成は「吸着→活性化→凝固」の流れ(第32回午後89)

医用材料に血液が触れてから血栓ができるまでは、次の順で進みます。

タンパク質の吸着 → 血小板の活性化 → トロンビンの活性化 → フィブリンの形成

この4つはすべて血栓形成反応に含まれます。誤りとして置かれたのは「ナトリウムイオンの放出」——血栓形成には関与しません。

覚え方は「まず材料の表面にタンパク質がくっつくところから始まる」です。順番を聞かれても、最初がタンパク質の吸着だと分かっていれば残りは凝固の流れどおりに並びます。電解質(Na⁺)は無関係という点が最大の注意点です。

関連:急性全身反応の要点

コメント

タイトルとURLをコピーしました