熱放散の要点

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問われるのは同じ熱量を加えたとき、どの組織が最も温まるかです。答えは脂肪——理由は比熱が小さいからです。 → 熱放散の過去問と解説

① 判断の軸は比熱ひとつ(第33回87)

同じ熱量を加えたとき、比熱が小さい組織ほど温度上昇が大きくなる——これが唯一の判断材料です。
組織比熱温度上昇
脂肪小さい最も大きい
肝臓大きい(水分が多い)小さい
腎臓大きい小さい
骨格筋大きい小さい
血液大きい小さい

② 「水が多いほど温まりにくい」で並べられる

選択肢の5つのうち、脂肪以外はすべて水分の多い組織です。水は比熱が大きい=温まりにくいので、肝臓・腎臓・骨格筋・血液はどれも温度が上がりにくい——まとめて同じ側に置けます。

逆に脂肪は水分が少ない=比熱が小さい=温まりやすい1つだけ性質の違うものを探す形の設問なので、脂肪を見つければそれで終わりです。

間違えやすい点は、比熱と温度上昇の向きが逆だということです。比熱が大きい=温度が上がりにくい——「大きい」という言葉に引っ張られて温度上昇も大きいと読まないよう、比熱は「温めるのに要るエネルギーの量」と言い換えておくと間違えません。

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