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過去問が解けるようになることだけを目的に、コンピュータのハードウェアの要点を絞ってまとめたものです。過去問を解く
前に読んでも、解いたあとに読んでもかまいません。読み終えたら
対応する過去問が解けるようにしてあります。
この分野は
「その言葉はどの箱に入るか」を仕分けられれば解けます。仕分けは3つ——
①揮発性か不揮発性か ②5つの装置のどれか ③インタフェースかそうでないか。とくに
フラッシュメモリとRAIDは毎年どこかで顔を出します。
① 揮発性か、不揮発性か(最頻出)
| メモリ | 電源を切ると | 主な用途 |
|---|
| DRAM | 消える(揮発性) | メインメモリ |
| SRAM | 消える(揮発性) | CPUのキャッシュメモリ。読み書きできる(読出し専用ではない) |
| ROM/マスクROM | 残る(不揮発性) | 読出し専用 |
| EEPROM | 残る(不揮発性) | 電気的に書き換えられるROM |
| フラッシュメモリ | 残る(不揮発性) | SSD・USBメモリ |
「フラッシュメモリは揮発性メモリの一種である」は✕。第29回・第31回・第33回と繰り返し出ています。ここだけで1点取れます。
② 5つの装置のどれか(入力・出力・記憶・演算・制御)
| もの | 分類 |
|---|
| OCR(光学文字読取)、タッチパネル、キーボード | 入力装置 |
| ディスプレイ、プリンタ | 出力装置 |
| RAM、RAID、USBフラッシュメモリ、SSD、HDD、磁気テープ | 記憶装置 |
| CPU | 演算装置・制御装置 |
③ RAIDだけは特別扱い
RAID=複数のハードディスクをまとめて1台として扱い、読み書きの高速化と耐障害性(冗長化)を持たせる仕組み。
| RAIDについての誤り | なぜ✕か |
|---|
| データ圧縮技術を基本としている | 圧縮ではなく冗長化・分散 |
| 入出力インタフェースである | インタフェースではない(記憶装置側の技術) |
| 演算装置である | 記憶装置 |
④ 入出力インタフェース
| 名前 | 正体 |
|---|
| USB | シリアルインタフェース(パラレルではない)。RS-232Cより高速 |
| RS-232C | 古いシリアル通信。遅い |
| IEEE1394 | 有線シリアル(FireWire)。無線LANではない |
| シリアルATA | ストレージ(HDD/SSD)接続用。コンピュータ間通信ではない |
| HDMI | 映像・音声出力用。ハードディスク接続ではない |
| NAS | ネットワークに直接つなぐ記憶装置 |
⑤ SSDと記録媒体
| SSD(ハードディスクとの比較) | ◯✕ |
|---|
| 不揮発性の半導体メモリを使う | ◯(「揮発性」は✕) |
| 消去・書き込みで素子が劣化する | ◯ |
| 静粛性に優れる/耐衝撃性に優れる | ◯ |
| 読み出しがハードディスクより低速 | ✕(高速) |
| 媒体 | 押さえる点 |
|---|
| BD(Blu-ray) | 1層25GB。DVD(4.7GB)の5倍以上 |
| 磁気テープ | 大量データの長期保存に使われる |
| ハードディスク | 情報を磁気的に記録する |
⑥ 言語・OS・規格の区別
| 語 | 正体 |
|---|
| Java | プログラミング言語 |
| Android、Linux | OS |
| DICOM | 医用画像の規格 |
| GUI | ユーザインタフェースの様式 |
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