いちばん出るのは
DNAの塩基、次が
酵素です。残りは「何が何を運ぶか」の表を1枚覚えれば片づきます。 →
生体物質の過去問と解説
① DNAの塩基(この分野の最頻出)
| DNAの塩基(4つだけ) | DNAではないもの(出題例) |
|---|
| アデニン(A) | ウラシル ← RNAの塩基 |
| チミン(T) | キサンチン ← 尿酸の前駆物質 |
| グアニン(G) | イノシン ← 塩基ではなくヌクレオシド |
| シトシン(C) | — |
A・T・G・C の4つ以外は、出てきたら全部✕。これだけで取れます。
RNAでは
チミン(T)の代わりにウラシル(U)が入る、という対比で覚えます。
② 酵素
| 問われ方 | 正しい | 出てくる誤り |
|---|
| 正体 | 触媒の一種。タンパク質でできている | — |
| 基質 | 酵素が作用する物質 | — |
| 基質特異性 | 一つの酵素は一つの基質に作用する | — |
| 至適温度 | 約37℃(体温) | 25℃付近 |
| 温度と活性 | 至適温度を超えると失活する | 温度が高いほど活性が高くなる |
| 至適pH | 酵素ごとに存在する(例:ペプシンは pH1〜2) | — |
酵素は
タンパク質です。だから
熱を加えれば固まって働かなくなる(卵白と同じ)。「温度が高いほど活性が高くなる」が✕なのはこの理由です。
③ 何が何を運ぶか(輸送タンパク)
| 運ぶもの | タンパク |
|---|
| 鉄 | トランスフェリン |
| 銅 | セルロプラスミン |
| 脂質 | リポ蛋白 |
| 酸素(赤血球の中) | ヘモグロビン |
| (運搬ではなく)膠質浸透圧の維持 | アルブミン |
ひっかけは
ヘモグロビンです。同じ鉄タンパクですが、
血漿の中で鉄を運ぶのはトランスフェリン、ヘモグロビンは
赤血球の中で酸素を運ぶ係。「血漿蛋白はどれか」と聞かれたらトランスフェリンです。
④ 必須アミノ酸(9種)
| 必須アミノ酸 | 必須ではない(出題例) |
|---|
| バリン/ロイシン/イソロイシン | アルギニン(体内で作れるため。成長期などに不足しやすい「準必須」) |
| スレオニン/メチオニン/リジン | — |
| フェニルアラニン/トリプトファン/ヒスチジン | — |
覚え方:
「風呂場椅子ひとり占め」=
フェニルアラニン・
ロイシン・
バリン・
イソロイシン・
スレオニン・
ヒスチジン・
トリプトファン・
リジン・
メチオニン(占め)。
⑤ 生体分子の基本
| 問われ方 | 正しい | 出てくる誤り |
|---|
| ブドウ糖 | 単糖類 | 二糖類 |
| 核酸の成分 | 糖・塩基・リン酸の3つ | 脂質を含む |
| タンパク質 | アミノ酸から構成される | — |
| アミノ酸 | カルボキシル基とアミノ基をもつ | — |
⑥ 三大栄養素のエネルギー比
| 栄養素 | エネルギー比の目標量 |
|---|
| 炭水化物 | 50〜65%(いちばん多い) |
| 脂質 | 20〜30% |
| 蛋白質 | 13〜20%(いちばん少ない) |
グラフの並びを問う問題では、
左から 蛋白質 → 脂質 → 炭水化物(少ない順)で出題されました。
→ 過去問で確認する
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