MMSE(ミニメンタルステート検査)

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MMSE(ミニメンタルステート検査)

MMSE(ミニメンタルステート検査)とは

MMSEとはMini Mental State Examinationの略で、ミニメンタルステート検査とも呼ばれています。 世界中で最も用いられている認知症の検査であり、様々な場面で活用されている知能検査です。 MMSEの評価項目は? MMSEの評価項目は、以下で紹介する11つの検査から構成されています。 各設問では、 時間の見当識
場所の見当識
即時想起
注意と計算能力
遅延再生(短期記憶)
言語的能力
図形的能力(空間認知)
以上の7つの認知機能を評価し、認知症か否かを評価します。 正解なら1点、不正解なら0点として各項目をそれぞれ採点し、スコアシートに当てはめて判断することになります。 MMSEのカットオフの点数は? MMSEは各設問の内容によって採点が異なり、点数は30点満点となります。 こちらのトピックで、点数による評価基準を紹介していくので参考にしてください。 なお、採点については、設問1・2・4が5点満点、設問3・5・8が3点満点、設問6が2点満点、設問7・9・10・11は1点です。 【27~30点】異常なし 27~30点取得できれば、認知症は発症しておらず問題ない状態と評価されます。 しかし、あくまでもスクリーニング検査なので、100%安心できるわけではありません。 もしも、実際の生活の中で気になることがあったり、不安を抱えている場合は脳のCTやMRIなどの精密検査を受けることをおすすめします。 【22~26点】軽度認知症の疑いあり 22~26点であれば、軽度の認知症の疑いがある状態と判断されます。 放置してしまうと気付かない間に症状が進行してしまい、手に負えない状況になってしまう恐れがあります。 認知症予防においては早期の対策が非常に重要なので、早期治療のためにも正確な診断を受け、医師から適切なアドバイスをもらいましょう。 【21点以下】どちらかというと認知症の疑いが強い 21点以下であれば認知症の疑いが強いと判断されます。 できるだけ速やかに病院や診療所で認知症の詳しい検査や診断を受け、症状の改善や緩和に努めましょう。 軽度の認知症であれば、早期発見することで早期治療も可能となり、症状の進行を遅らせることが可能です。
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臨床工学技士国家試験
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参考 http://www.kms.ac.jp/~anatomy2/bone/boneArtery1.pdf
CUSA
https://www.integralife.jp/cusaclarity

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