① 数字と単位はセットで覚える(第32回午前37)
胸腔ドレナージで持続吸引する場合の設定値は −5〜−20cmH₂O。選択肢にはkgf/cm²・atm・kPa・psiが並びますが、正しいのはcmH₂Oだけです。
覚え方は「数字と単位を切り離さない」ことです。−5〜−20という数字は、cmH₂Oという単位とセットでしか意味を持ちません。単位だけを問う設問なので、「マイナス5からマイナス20センチ水柱」と、ひとつながりの言葉として口に出して覚えておくと確実です。
② なぜ水柱で表すのか
胸腔ドレナージの吸引圧は非常に小さな圧です。atmやkPaのような大きな単位では、数字が細かくなりすぎて扱いにくくなります。cmH₂O(センチ水柱)は小さな圧を表すのに向いた単位なので、こちらが使われます。間違えやすいのはkPaです。圧力の国際単位なので正しそうに見えますが、胸腔ドレナージの現場ではcmH₂Oが使われる——単位は「その現場で何が使われているか」で決まるという問題です。

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