滅菌による材料の変性の要点

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問われるのは各滅菌法の条件と得意・不得意です。温度・透過性・熱に弱いものに使えるかの3点で決まります。 → 滅菌による材料の変性の過去問と解説

① 正しいのは2つ(第32回午前88)

濾過滅菌は微生物を除去する
乾熱滅菌はエンドトキシンを無毒化する

この2つが正解です。濾過滅菌は「殺す」のではなく「濾し取る」乾熱滅菌は高温なのでエンドトキシンまで無毒化できる——性質の違いがそのまま出ています。

② 誤りの3つ

誤りの選択肢正しくは
EOG滅菌は室温で行われる40〜60℃で行う
電子線滅菌はγ線滅菌より透過性が高い透過性はγ線のほうが高い
高圧蒸気滅菌は血清に使用できる血清(タンパク質)が熱変性するため使えない
間違えやすいのはEOG滅菌の温度です。「耐熱性の低い材料に使う低温法」という位置づけから室温だと思い込みやすいのですが、実際は40〜60℃——高圧蒸気滅菌より低いだけで、室温ではありません。「低温=室温ではない」と区別します。

透過性はγ線>電子線。放射線の透過力は電荷を持たないものほど高いという並びで、γ線は電磁波なので電子線より深く入ります

高圧蒸気滅菌と血清の組合せは、熱に弱いものに熱をかけるという矛盾で外せます。タンパク質を含むものには高圧蒸気滅菌は使えない——だからこそEOGや濾過滅菌が要る、という関係でつながります。

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