弁膜症の要点

スポンサーリンク
2年ともまったく同じ問題が出ています。拡張期心雑音が聴こえるのは僧帽弁狭窄症と大動脈弁閉鎖不全症——これだけで解けます。 → 弁膜症の過去問と解説

① 収縮期か拡張期かの一覧(第29回午後13・第33回午前13)

弁膜症雑音の時期雑音の呼び名・部位
僧帽弁狭窄症拡張期心尖部で拡張期ランブル
大動脈弁閉鎖不全症拡張期胸骨左縁第3肋間で拡張期灌水様雑音
僧帽弁閉鎖不全症収縮期心尖部で汎収縮期雑音
大動脈弁狭窄症収縮期駆出性収縮期雑音
三尖弁閉鎖不全症収縮期全収縮期雑音

② 覚え方は「狭窄と閉鎖不全でたすきに組む」

理屈で考えると、丸暗記せずに並べられます。

拡張期は心室に血液が入ってくる時期です。このとき音が出るのは、入口である僧帽弁が狭い(僧帽弁狭窄症)か、出口である大動脈弁が閉まりきらず血が逆流して戻ってくる(大動脈弁閉鎖不全症)か——この2つになります。

収縮期は心室から血液が出ていく時期なので、出口が狭い(大動脈弁狭窄症)か、入口が閉まりきらず逆流する(僧帽弁閉鎖不全症・三尖弁閉鎖不全症)で音が出ます。

整理すると「僧帽弁は狭窄が拡張期、閉鎖不全が収縮期。大動脈弁はその逆」——たすきに組む形になります。この関係さえ作れれば、選択肢の並びが変わっても対応できます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました