麻酔と合併症の要点

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問われるのは揮発性吸入麻酔薬による悪性高熱症です。合併する病態誘発する薬剤、そして死亡率の数字を押さえます。 → 麻酔と合併症の過去問と解説

① 悪性高熱症の正しい記述(第31回午前22)

記述正誤補足
ミオグロビン尿を合併しやすい正しい横紋筋融解を起こせば必発
横紋筋融解症を合併しやすい正しい
脱分極性筋弛緩薬でも誘発されやすい正しいスキサメトニウムでも誘発される
麻酔器の回路交換は不要である正しいガイドライン2016で「必須ではない」とされる
劇症型の死亡率は90%に及ぶ誤り70%ほど。ダントロレン治療で大幅に低下
覚え方の中心は「筋肉が壊れる病態」です。横紋筋融解 → ミオグロビンが血中に出る → ミオグロビン尿という一本の流れなので、この2つはセットで正しくなります。

誘発薬は揮発性吸入麻酔薬だけでなく、脱分極性筋弛緩薬(スキサメトニウム)でも起こる——「吸入麻酔薬だけ」と思い込まないのが注意点です。

誤りは死亡率の数字で、90%ではなく70%ほどダントロレンによる治療で大幅に下がっているという文脈まで含めて押さえます。

② この問題は公式正解が2つある

a・b・c・dの4つが正しく、誤りはeだけです。そのため選択肢1(a,b,c)と選択肢4(b,c,d)がどちらも成立し、公式正解は「1又は4」とされています。

解き方としては「誤りはeの死亡率90%だけ」と特定できれば十分です。組合せを1つに絞ろうとして迷う必要はありません。

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