体外循環の合併症の要点

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問われるのは体外循環中の大動脈解離です。気づくためのサインやってはいけない対応を押さえます。 → 体外循環の合併症の過去問と解説

① 解離に気づくサインは2つ(第31回午前73)

正解になったのはこの2つです。

上行大動脈の色調の変化(暗赤色化)がみられる
脱血不良となる

理由でつなぐと覚えやすくなります。解離が起きると送血が偽腔に入ってしまうため、本来の血流が回らず脱血不良として現れます。同時に、壁の中に血液が入り込むので上行大動脈の見た目が暗赤色に変わる——目で見えるサインと、回路の数値に出るサインが1つずつ、という組み合わせです。

② 誤りの選択肢として出る3つ

誤りの選択肢正しくは
大腿動脈送血では解離は生じない大腿動脈送血でも生じうる
灌流圧を下げた状態で人工心肺を継続する灌流圧を下げつつ速やかに対応が必要(そのまま継続は誤り)
上行大動脈は緊満するこの設問の正解組合せには含まれない
最大の注意点は「大腿動脈送血なら安全」と思い込まないことです。送血部位を変えても解離は起こりえます。

もう1つは「灌流圧を下げる」で終わらせないこと。圧を下げるのは正しい方向ですが、そのまま人工心肺を続けるという続きが付くと誤りになります。選択肢の後半まで読む必要がある形です。

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