肺循環疾患(肺血栓肺疾患)
28—12肺血栓塞栓症について正しいのはどれか。a.男性に多発する。
b.青年層に多発する。
c.肺動脈圧が上昇する。
d.低酸素血症を呈する。
e.深部静脈血栓症に続発する。
1.a、b、c 2.a、b、e 3.a、d、e 4.b、c、d 5.c、d、e
a.男女差ない。
b.幅広く分布。
c.肺動脈圧が上昇する。正しい。
d.低酸素血症を呈する。正しい。ガス交換できない。
e.深部静脈血栓症に続発する。正しい。
正解5
28—23肺血栓塞栓症の診断で正しいのはどれか。
a.心電図の変化は認められない。
b.PETCO2は上昇する。
c.心エコー検査では左心室負荷所見を認める。
d.胸部造影CT所見が診断に役立つ。
e.肺血流シンチグラムで血流欠損像を認める。
1.a、b 2.a、e 3.b、c 4.c、d 5.d、e
a.右心不全による右軸偏位や肺性Pなどが認められる。
b.急性期に過呼吸によるPaCO2低下を示すため、PETCO2は低下する。
c.肺血流の低下、右心不全により左室前負荷は低下する。
d.胸部造影CT所見が診断に役立つ。は正しい。
e.肺血流シンチグラムで血流欠損像を認める。は正しい。
正解5
30-12 急性肺血栓塞栓症について正しいのはどれか。
1.日本では女性よりも男性に多い。
2.深部動脈血栓が原因となる。
3.D-ダイマーが低値を呈する。
4.呼吸性アルカローシスを呈する。
5.胸部造影 CT よりも換気シンチグラムが有用である。
1.日本では女性が多い。60~70歳。
2.深部動脈ではなく深部静脈血栓。
3.D-ダイマーが低値を呈する。正しい。血栓分解しようと線溶系が亢進し、FDPやDダイマーが増加する。
4.呼吸性アルカローシスを呈する。正しい。
5.胸部造影 CT を行う。診断がつかない場合、DSA、肺の換気と血流神智グラフィーで診断する。
正解4
32-12 急性肺血栓塞栓症について正しいのはどれか。
a.わが国では女性に多い。
b.D−ダイマーが陽性になる。
c.血液ガス分析では呼吸性アシドーシスを呈する。
d.肺換気シンチグラムで血栓を証明できる。
e.下肢の動脈血栓の剥離が原因となる。
1.a、b 2.a、e 3.b、c 4.c、d 5.d、e
a.わが国では女性に多く、60歳代から70歳代に多い。
b.D−ダイマーが陽性になる。血栓を分解するため線溶系が亢進し、フィブリン分解産物(FDP)やDダイマーが増加する。
c.血栓が肺動脈を閉塞することで低酸素血症をきたし、呼吸数が増加す流ため呼吸性アルカローシスを呈する。
d.肺換気シンチグラムは血流欠損部位の診断。血栓はわからない。
e.下肢の静脈血栓の剥離が原因となる。
正解1
33-13 急性肺動脈血栓塞栓症について誤っているのはどれか。
1.長期臥床が誘因となる。
2.表在静脈瘤内の血栓が剥離して発症する。
3.D‒ダイマーの測定が診断に有用である。
4.胸部造影 CT 撮影が診断に有用である。
5.治療には抗凝固療法を行う。
1.長期臥床が誘因となる。正しい。
2.表在静脈瘤よりも深部静脈瘤の方が発症しやすい。
3.D‒ダイマーの測定が診断に有用である。正しい。
4.胸部造影 CT 撮影が診断に有用である。正しい。
5.治療には抗凝固療法を行う。正しい。
正解2
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