食道疾患の要点

食道炎について

食道疾患

食道炎;食道に炎症が生じた状態
原因
胃酸や十二指腸液の逆流:逆流性食道炎
カンジタなどの真菌感染
粘膜障害性の薬物の付着や化学薬品の誤嚥

逆流性食道炎
胃液の逆流によって発生する
アルコール摂取は増悪因子である
高齢者に多い
肥満者に多い

食道炎
胃酸や十二指腸液の逆流
カンジタなどの真菌感染
粘膜障害性の薬物の付着
ヘリコバクター・ピロリ(Helicobactor pylori)は胃粘膜の粘液内に生息する数本の鞭毛を持つ4ミクロンほどのらせん菌で、通常の細菌は生息できない強酸性の胃内で生存できるのは、胃液内の尿素を二酸化炭素と弱アルカリ性のアンモニアに分解するウレアーゼを分泌し、周囲をアルカリ性に保っているためである。感染経路は経口感染でピロリ菌が糞便中に排泄されて飲水や食物に混入することや、ピロリ菌に感染している母親が子供に口移しで食物を与えることなどが考えられる。
ピロリ菌が発症に関与している疾患には、萎縮性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃癌、胃MALTリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病などがある。胃や十二指腸の疾患はピロリ菌による粘膜の傷害や刺激が原因であるが、特発性血小板減少性紫斑病に関してはピロリ菌に対する抗体の関与などが考えられているがはっきりしたことはわかっていない。除菌することによりこれらの疾患の発症予防や治癒が期待できる。
除菌はランソプラゾール(プロトンポンプ阻害薬)、クラリスロマイシン(マクロライド系抗生物質)、アモキシシリン(ペニシリン系抗生物質)の3剤を併用して7日間服用する。
ピロリ菌
萎縮性胃炎、
胃潰瘍、
十二指腸潰瘍、
胃癌、
胃MALTリンパ腫、
特発性血小板減少性紫斑病

虫垂炎 — McBurney 圧痛点、Lanz圧痛点
食道癌 — 喫煙、飲酒
クローン病 — 原因不明
逆流性食道炎:括約筋低下
慢性膵炎 — 膵臓の石灰化
胃癌:ヘリコバクターピロリ
子宮頸がん:ヒトパピローマウイルス


McBurney 圧痛点:臍と右上前腸骨棘を結んだ線上の右側1/3
Lanz圧痛点:左右の上前腸骨棘を結んだ線上の右側1/3


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