感染性微生物の要点

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柱は病原体の分類表(細菌・クラミジア・リケッチア・ウイルス・真菌・原虫)感染経路肝炎・HIV・結核の各論です。 → 感染性微生物の過去問と解説

① 病原体の分類表——「どれがどのグループか」で半分解ける

グループ代表過去問での問われ方
細菌破傷風菌・ジフテリア菌・MRSA・腸炎ビブリオ「細菌感染症はどれか」の答え=破傷風・ジフテリア(第28回)
細胞壁をもたない細菌マイコプラズマ「細胞壁をもたない」が第30回の答え
クラミジアトラコーマ・オウム病真菌と混ぜて出る(下記)
リケッチア発疹チフス・ツツガムシ病「発疹チフス=ウイルス」は✕
ウイルス麻疹・流行性耳下腺炎・デング熱・肝炎・HIV麻疹・おたふくを「細菌」に入れるワナ
真菌カンジダ・クリプトコッカス・アスペルギルス第33回「真菌感染症はどれか」の答えがこの3つ
原虫マラリア・赤痢アメーバ蚊媒介・経口感染とセットで出る

② 感染経路——「何が運ぶか」

経路疾患
デング熱・マラリア(第28回の答え)。だからデング熱はヒトからヒトへの伝染性が弱い(第29回の答え)
ダニツツガムシ病(「蚊」と混ぜるワナ)
手指(接触)MRSA——「ヒトの手を介して感染する」第32回の答え
経口A型肝炎(魚介類)・腸炎ビブリオ・O-157

③ 肝炎とHIV——比較で覚える

肝炎(第29回)は3行で足ります。A型=経口感染(魚介類)B型=血液・体液感染でワクチンあり(急性肝炎も起こす)C型=血液感染でワクチンなし・肝癌の原因になる

HIV(第31回)の正しい選択肢は「わが国の感染者は増加」「感染初期に抗体が陽性にならない期間(ウインドウ期)がある」「治療は3剤以上の多剤併用」。逆にCD4(ヘルパーT細胞)は減少し、AIDS発症は数ヶ月ではなく年単位です。

④ 結核・抗酸菌——検査と手続きが問われる

・診断にはインターフェロンγ産生をみる検査(IGRA)が有用
・イソニアジド(INH)の代表的副作用は末梢神経障害
・治療は多剤併用(単剤は✕)
・染色は抗酸菌染色(グラム染色は✕)、喀痰培養で抗酸菌が出ても非結核性抗酸菌の可能性があり即結核とは診断できない
BCGは生ワクチン(死菌は✕)
・診断したら直ちに保健所へ届出、排菌者と接触したら接触者健康診断——第31回の答えはこの2つ

⑤ ワクチンと抗体価

医療従事者が感染予防のために血清抗体価を確認するのは麻疹・風疹・流行性耳下腺炎(第32回の答え)——空気・飛沫でうつるウイルスで、ワクチンで防げるものです。もうひとつ、ワクチンで予防が期待できる癌=子宮頸癌(HPVワクチン・第33回の答え)も定番になっています。

→ 過去問で確認する

感染性微生物の過去問と解説はこちら

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