信号処理の要点

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柱はAD変換の計算(2倍・2ⁿ)SN比(電力10log・電圧20log)解析手法と目的の対応表の3つです。 → 信号処理の過去問と解説

① AD変換の計算——「2倍」と「2ⁿ」

問われ方解き方過去問の答え
サンプリング周波数の下限最高周波数×210〜70Hz → 140Hz
サンプリング間隔の最大1 ÷(最高周波数×2)1〜200Hz → 1/400s=2.5ms
分解能電圧範囲 ÷ 2ⁿ0〜5V・12bit → 5/4096≒1.2mV
同上(範囲のワナ)−1〜+1Vの範囲は2V2/1024≒2.0mV
知識問題の定番も1つ:量子化雑音を減らすのは量子化ビット数を増やすこと。「標本化周波数を高くする」は✕(第31回の正解)。周波数は「時間方向」、ビットは「縦の細かさ」——別の軸だから代わりになりません。標本化周波数が低すぎると起こるのが折り返し雑音(エイリアシング)です。

② 画像のデータ量は「画素×ビット」

第30回:800×1000画素・128段階=2⁷=7bit

800×1000×7=5,600,000bit ÷8=0.7Mbyte

「段階→ビット数」の変換(128→7、1024→10)と、最後の÷8だけ間違えなければ取れます。

③ SN比は「電力10log・電圧20log」

比べるもの過去問
電力10 log₁₀(A/B)そのまま正解(第30回)
電圧(実効値)20 log₁₀(A/B)10Vと1V → 20log(10)=20dB
電力は電圧の2乗に比例するので、logの外に出すと係数が2倍——それが10と20の違いです。問題文が「電力」か「実効値(電圧)」かをまず見る

④ 解析手法と目的の対応表(2回分の出題がこれ1枚)

手法目的
加算平均SN比の改善・誘発電位(繰り返す信号だけ残る)
自己相関関数周期的成分の抽出
フーリエ変換(FFT)周波数スペクトル・パワースペクトルの分析
移動平均/ローパスフィルタ高周波の除去・平滑化(変動をならす)
ハイパスフィルタ基線動揺(低周波のうねり)の抑制
2乗平均実効値・パワーの算出——「微分波形の抽出」は✕
組合せ問題はこの表の行の入れ替えで作られます。「ノイズをならす=ローパス、うねりを取る=ハイパス、繰り返しを拾う=自己相関か加算平均」と役割で覚えれば崩れません。

→ 過去問で確認する

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