アプローチ部位(穿刺部位)
橈骨動脈大腿動脈
上腕動脈
遠位橈骨動脈
橈骨動脈(Radial artery)
メリット7Fr相当までのデバイス、物品が使用できる
止血が容易
上肢穿刺のため治療後の安静時間が短い
出血リスクも低い
デメリット
使用可能なデバイスが限られる
蛇行が強い場合,手技困難
稀に橈骨動脈が閉塞
大腿動脈(Femoral artery)
メリット血管が太いので8Fr以上のシースが使用できる
様々な太いデバイス、物品を使用できる
(8Frは約2.7mm)
デメリット
出血性のリスクが高い(止血が大変)
術後数時間、安静臥床が必要(患者さんはベッド上から移動できない)
上腕動脈Brachial artery)
メリット橈骨動脈と同様に上肢の穿刺のため治療後の安静時間が短い
デメリット
動脈の近くに正中神経があるので穿刺の際に神経障害を起こす可能がある
止血困難
出血合併症を起こしたとき,神経損傷やコンパートメントなどのリスクが高く,学会などでも優先的に選択すべきでないとされている
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