ペーシング
ペースメーカの基本的なパラメータ
モード
レート
パルス電圧(パルス振幅)
パルス幅
感度
不応期
ペーシング:パルス電圧(pulse amplitude), パルス幅(pulse width)
センシング:感度(sensitivity), 不応期(refractory)
ペーシング
ペースメーカ本体から出力されるパルス(電気刺激)のエネルギーはパルス電圧とパルス幅を設定することによって決定される
ペーシング閾値
心筋を脱分極(興奮)させることのできるパルスの強さの最小値をペーシング閾値という
出力の設定
ペーシング閾値を測定したら、出力の設定をセーフティマージンを加えて設定する。大まかの考えとして、ペーシング閾値の2倍の電圧が望ましい。
またペースメーカの電流の消費は、パルス電圧を2.5V以下に設定した場合とそうでない場合とでかなり異なってくる
センシング
センシングとは自己心拍を検出(感知)することをいう
ペースメーカのセンシング回路にはフィルターが組み込まれている。このフィルターを通過した身内電位の振幅が設定されたペースメーカの感度の値以上であれば、ペースメーカはこれをP波またはR波を検出する
ペーシング不全(Pacing Failure)
ペーシングしても心筋が脱分極していない状態
センシング不全(Sensing Failure)
アンダーセンシング:自己脈を感知できずパルスを発生
オーバーセンシング:不適切な電位を感知しパルスを抑制
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参考
http://chugaiigaku.jp/upfile/browse/browse490.pdf
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