不整脈

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不整脈について

不整脈

正常洞調律と不整脈
不整脈診断のポイント
各心拍の間隔:規則的かどうか(整か不整か)
心拍数:正常範囲内(60~100/min)かどうか
P波:形、幅が正常かどうか
PQ間隔:正常範囲内(0.12~0.20sec)か
    P波とQRSが1:1に対応しているか
QRS:形が正常かどうか、幅が0.10sec以下か
正常洞調律(normal sinus rhythm: NSR)
各心拍の間隔:規則的(整)
心拍数:正常範囲内(60~100/min)
P波:形、幅が正常
PQ間隔:正常範囲内(0.12~0.20sec)
QRS:形が正常、幅が0.10sec以下
第1度房室ブロック(I Atrioventricular Block, I AVB)
第2度房室ブロック(II Atrioventricular Block, II AVB)
 ウェンケンバッハ型(モーピッツI型)
 モービッツII型
第3度房室ブロック(III Atrioventricular Block, CAVB)
脚ブロック

右脚ブロック(right bundle branch block ; RBBB)
左脚ブロック(left bundle branch block ; LBBB)
早期収縮(premature contraction, premature beat, 期外収縮 extrasystole)
補充収縮と補充調律 房室接合部調律(A-V junctional rhythm) 心室早期収縮 心房細動(atrial fibrillation ; Af)
心房粗動(atrial flutter ; AF, AFL)
心室頻拍(ventricular tachycardia ; VT)
心室細動(ventricular fibrillation ; VF)

徐脈性不整脈

洞性徐脈:脈は規則的だが正常範囲を超えて遅い
洞停止:洞結節からの電気信号が一時的に発生しなくなる
洞房ブロック:洞結節からの電気信号の発生は正常だが、心房に伝わらない
房室ブロック:洞結節からの電気信号の派生は正常で心房まで伝わるが、心室まで伝わらないロック
洞性徐脈
スポーツをしている人に起こりやすい
洞結節の機能自体には異常はない
洞停止・洞房ブロック
高齢者や虚血性心疾患の患者さんに起こりやすい
一時的な心停止状態
失神や突然死を引き起こす原因となる
房室ブロック

Ⅰ度 電気信号による刺激が伝わるのに時間がかかるが、症状はなく、治療の必要はない
Ⅱ度 電気信号による刺激がときどき伝わらない状態で、ペースメーカー治療が必要な場合もある
Ⅲ度 電気信号による刺激がまったく伝わらない状態(完全房室ブロック)で、めまい、息切れ、疲労感を伴う。失神や突然死につながる恐れがあり、ペースメーカー治療が必要となる
Ⅱ度房室ブロック

Wenckbach型(MobitzⅠ型)M
MobitzⅡ型
Ⅲ度房室ブロック(完全房室ブロック)


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参考
https://www.fukuda.co.jp/public/pacemaker/bradycardia.html

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