急性腎不全の治療

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急性腎不全の治療について

急性腎不全の治療

第29回 午前18問
急性腎不全の治療として適切でないのはどれか。
1.体液量の維持、管理
2.血圧(腎灌流圧)の維持
3.電解質・酸塩基平衡の管理
4.高蛋白食による補充
5.腎毒性のある薬剤の中止

1.体液量の維持、管理は重要であり、乏尿期には水分摂取制限とループ利尿薬の使用、多尿期には水分補給を行う。
2.血圧の管理は必須であり、低血圧に対しては昇圧薬を、悪性高血圧などの高血圧には降圧薬を使用する。
3.電解質・酸塩基平衡の管理は、高カリウム血症にはカリウム摂取制限やカリウム吸着薬を使用し、代謝性アシドーシスには重炭酸ナトリウムを使用する。
4.タンパク質は摂取制限を基本とする。
5.腎毒性のある薬剤の中止は原因治療として必須である。
正解4

第30回 午前16問
急性腎不全に対して透析を開始しなければならないのはどれか。
a.BUN 100 mg/dL
b.血清 HCO3– 12 mEq/L
c.血清クレアチニン 8 mg/dL
d.動脈血 pH 7.35
e.血清 K+ 5 mEq/L
1.a、b、c 2.a、b、e 3.a、d、e 4.b、c、d 5.c、d、e

a◯BUN 100 mg/dLは高度の高窒素血症で透析適応
b◯HCO3– 12 mEq/L(基準22〜26)は高度の代謝性アシドーシスで適応
c◯クレアチニン 8 mg/dLは高度の腎機能低下で適応
d✕pH 7.35は基準内(7.35〜7.45)でアシドーシスとは言えず適応外
e✕K+ 5 mEq/Lは基準上限程度(3.5〜5.0)で高カリウム血症とは言えず適応外
正解1

第31回 午前19問
長期透析患者にみられる合併症でないのはどれか。
1.腎性貧血
2.アミロイドーシス
3.二次性副甲状腺機能低下症
4.活性型ビタミン D 欠乏
5.掻痒症

1.◯腎性貧血はエリスロポエチン産生低下による合併症
2.◯透析アミロイドーシスはβ2ミクログロブリン蓄積による合併症
3.✕透析ではリン貯留・低Ca・活性型ビタミンD低下で副甲状腺機能「亢進」症になる。低下症は合併症でない→正解
4.◯腎での活性化障害で活性型ビタミンD欠乏をきたす合併症
5.◯掻痒症は尿毒素・高リン血症などによる合併症
正解3

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