抗凝固薬
未分画ヘパリン(ヘパリン)低分子ヘパリン
ナファモスタットメシル酸塩
アルガトロバン
抗凝固薬 | 適応 | 使用量 |
未分画ヘパリン | 出血性合併症少ない症例 | 初回投与量20~50IU/kg 維持投与量10~25IU/kg/hr |
低分子量ヘパリン | 比較的軽症 出血性合併症 | 初回投与量10~20IU/kg 維持投与量5~10IU/kg/hr |
メシル酸ナファモスタット | 出血性合併症 ブラジキニン過敏症 | 初回投与なし(プライミング時 回路内に充填) 維持投与量0.1~1.0mg/kg/hr 回路内凝固が認める際にヘパリンと併用可 (ヘパリン使用量5~10IU/kg/hr 別ルートから投与) |
アルガトロバン | 血小板減少症 ATIII欠乏症 (先天的or ATIIIが70%以下に 低下した症例) | 初回投与量0.2mg/kg 維持投与量0.1~1.0mg/kg/hr |
薬剤名 | メシル酸ナファモスタット | 低分子ヘパリン | 未分画ヘパリン |
作用機序 | 凝固因子の多段階 抑制、血小板凝集抑 制 | 主に抗Xa作用 | AT-IIIを介した抗トロン ビン作用 |
特長 | 半減期が8分と短い | 出血助長作用は軽 度 | 安価で最も広く使用さ れる |
投与量 | 例)5%ブドウ糖液で 溶解し20~40mg/hr で開始 | 例)5~10IU/kg/hrで 開始 | 例)500IU/hr程度で開 始 |
モニタリング方法 | ACT? APTT? | ACT、APTTは無効 | APTT、ACT |
分子量 | 540 | 4000~6000 | 5000~30000 |
半減期(分) | 8分 | 120~180 | 60~90 |
コスト | 高額 | 中 | 安価 |
注意点 | アナフィラキシー、高 カリウム血症、顆粒 球減少 | 10IU/kg/hrを超える と出血性合併の可能 性があり、モニタリン グが簡便でない | 出血増悪、AT-III欠乏 症での効果弱、HITの 発現 |
作用機序
ヘパリンと低分子ヘパリンの違い
ヘパリン拮抗薬
プロタミン———————–
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