柱は
「それは医療法に書いてあるか」と
「臨床工学技士に何ができるか」の2つ。
「気管挿管はできない」が定番です。 →
医事の過去問と解説
① 医療法に規定されているか、別の法律か
| 項目 | どの法律 |
|---|
| 病院の管理 | 医療法 |
| 診療所の開設 | 医療法 |
| 特定機能病院の要件 | 医療法 |
| 保健所の開設 | 地域保健法(医療法ではない) |
| 感染症の類型 | 感染症法(医療法ではない) |
医療法は
「医療をする場所(病院・診療所)のルール」。場所の話なら医療法、保健所や感染症の分類はそれぞれ専用の法律——と仕分ければ第33回の組合せ問題が解けます。
② 医療法における「医療事故」の定義
医療事故(調査制度の対象)=
医療に起因する、または起因すると疑われる死亡・死産(第29回の正解は「医療に起因する死亡」)。
| 選択肢 | なぜ含まれないか |
|---|
| 通院途上の転倒による捻挫 | 医療行為に起因しない |
| 院内感染での入院期間の延長 | 調査制度の対象ではない |
| 医師による不適切な発言 | 死傷・損害を与えていない |
| カルテの改ざん | 死傷・損害を与えていない(別の問題ではある) |
判定は2段階。
「医療に起因するか?」→「死亡・死傷か?」。両方YESのものだけが医療事故です。
③ 臨床工学技士が「できる・できない」
| 業務 | できるか |
|---|
| 人工心肺業務における留置カテーテルからの採血 | ◯ |
| 人工心肺装置の運転条件の変更 | ◯ |
| 除細動器の操作条件の設定 | ◯ |
| 条件付きMRI対応ペースメーカの検査前確認 | ◯ |
| 気管挿管 | ✕ 医行為なので行えない(第30回の正解) |
装置の操作・条件設定・確認はできる。体に管を入れる医行為はできない。この線引きで覚えます(人工心肺業務での採血は例外的に認められている、まで押さえれば完璧)。
④ 「◯◯療法」の言葉の間違えやすい点
| 療法 | 中身 |
|---|
| 心理療法 | 薬を用いない精神療法——「向精神薬を用いる」は✕(第30回の正解)。薬を使うのは薬物療法 |
| 理学療法 | 運動機能の回復が目的 |
| 化学療法 | 薬物治療のひとつ |
| 温熱療法 | がん細胞を加温して死滅させる |
| 言語聴覚療法 | ことばのコミュニケーション障害が対象 |
→ 過去問で確認する
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